日本HP、CAD向け大判モノクロプリンタなど3製品を投入

» 2006年06月12日 13時14分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは6月12日、テクニカル市場向けとなる大判インクジェットプリンタ「HP Designjet 500mono」「HP Designjet 820mfp」を発表、6月下旬より出荷する。価格はHP Designjet 500mono(A1モデル)が28万1400円、HP Designjet 500mono(B0モデル)が41万7900円、HP Designjet 820mfpが354万9000円(いずれも税込み)。

photo HP Designjet 500mono(左)、HP Designjet 500mono(中)、HP Designjet 820mfp(右)

 HP Designjet 500monoは、建築や土木、設計などテクニカル市場向けの大判インクジェットプリンタ「HP Designjet 500」シリーズのバリエーションモデルで、モノクロ印刷のみの対応とすることで低コスト化を実現。プリンタヘッドとインクタンクの分離によるメンテナンス性向上、前モデル比2倍となる最大解像度1200dpiへの対応などが特徴となる。

 HP Designjet 820mfpは、大判スキャン/プリントおよびコピー機能を実装するマルチファンクションモデルとなる製品で、最大1071ミリ幅までの大判用紙に対応。スキャン機能は36ビットカラーCCDセンサーにより光学解像度508dpi/読み取り解像度2400dpiを実現。印刷解像度は最大2400×1200dpiで、A1サイズ線画データ時で最大約1分半の高速印刷が可能となっている。

 タッチパネル式コントローラを装備しており、コピー機感覚での利用が可能。文字入力が可能なミニキーボード、およびデータ保存/読み込み用のDVDコンボドライブも付属する。

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