新Xeon 51x0のラインアップ | ||||||
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プロセッサナンバ | 周波数 | FSB | L2 | TDP | DBS | 1000個出荷時の価格 |
Xeon 5160 | 3.0GHz | 1333MHz | 4MB | 80W | ○ | 9万7000円 |
Xeon 5150 | 2.66GHz | 1333MHz | 4MB | 65W | ○ | 7万9000円 |
Xeon LV 5148 | 2.33GHz | 1333MHz | 4MB | 40W | ○ | 第3四半期発表予定 |
Xeon 5140 | 2.33GHz | 1333MHz | 4MB | 65W | ○ | 5万2000円 |
Xeon 5130 | 2.0GHz | 1333MHz | 4MB | 65W | − | 3万6000円 |
Xeon 5120 | 1.86GHz | 1066MHz | 4MB | 65W | − | 2万9000円 |
Xeon 5110 | 1.60GHz | 1066MHz | 4MB | 65W | − | 2万4000円 |
Xeon LV 5148は2006年第3四半期発表予定。 |
新Xeonは開発コード名で「Woodcrest」と呼ばれていたCPUで、Coreマイクロアーキテクチャの採用により、消費電力を下げつつ性能を強化しているのが特徴だ。このマイクロアーキテクチャは、7月に発表予定の次期デスクトップPC用CPU「Conroe」、8月発表予定のノートPC用CPU「Merom」でも採用される。なお、新Xeonのダイサイズは142平方ミリメートル、トランジスタ数は2億9100万個で、リテールボックスの出荷は6月27日から開始される予定だ。
5100番台のXeonでは、新たにFSB 1333MHzをサポートし、従来2Mバイト×2のL2キャッシュを4Mバイト共有型にしたほか、5000番台のXeonでは最大130ワットだったTDPを80〜40ワットまで引き下げているのがアドバンテージだ。製造プロセスは65ナノメートル、CPUのパッケージはLGA 771、仮想化技術のインテル バーチャライゼーション・テクノロジやEM64Tをサポートするのは、これまでのXeon 50x0と共通である。対応するプラットフォームは、すでにリリースずみの「Intel 5000シリーズ」(開発コード名:Bensley/Glidewell)で、最大4チャンネルのFB-DIMM(最大64Gバイト)に対応する。
ちなみに、このBensleyプラットフォームは2009年までCPUソケットの互換性が維持され、来年初頭に提供予定のクアッドコア(4コア)CPUや開発コード名Clovertown、そして45ナノメートルで製造される次世代のクアッドおよびデュアルコアCPUも実装可能という。
発表会では、Coreマイクロアーキテクチャの導入により、消費電力を下げながら高い性能を実現している点を強くアピール。消費電力当たりの性能では、「今まで失ったものを取り返せると考えている」(インテル デジタル・エンタープライズ事業本部 副社長 兼 サーバ・プラットフォーム事業部長のカーク・スカウゲン氏)とし、AMDから“性能におけるリーダーシップ”を取り返せることを強調していた。
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