カノープス、放送局/プロダクション向けのHD映像編集WS「HDWS-3000」

» 2006年07月10日 18時25分 公開
[ITmedia]

 カノープスは7月10日、HD/SD編集に対応するリアルタイム編集ワークステーション「HDWS-3000」を発表、8月中旬より発売する。価格は535万5000円(税込み)。

photo HDWS-3000

 HDWS-3000は、同社製のノンリニアビデオ編集システム「HDWS-1000」の上位モデルとなる製品で、リアルタイム処理アルゴリズムの高速化とCPUの強化により、リアルタイム編集能力を2倍近くに向上させたのが特徴。搭載CPUはXeon 3.73GHz×2基、メモリは2Gバイト、HDDは160Gバイト×2(システム用)+500Gバイト×4(コンテンツ用:RAID 0+1により1Tバイト)を装備。グラフィックスカードはNVIDIA Quadro FX1500/256Mバイトが利用できる。

 編集ソフトウェアには同社製「EDIUS Pro version 4」が利用可能で、HD/SD混在のリアルタイム編集およびフォーマット変換が可能なほか、最大で8台までのマルチカム編集を実現する。また、同社オリジナルの映像圧縮/伸張技術「Canopus HQ Codec」を搭載、従来から機能拡張がなされており、HDCAMと同等以上の高画質と高速編集が両立可能となっている。

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