ビックカメラがJASDAQ上場へ

» 2006年07月13日 00時01分 公開
[ITmedia]

 ジャスダック証券取引所は7月12日、家電量販・ビックカメラの上場を承認した。上場予定日は8月10日。証券コードは「3048」。

 同社は1980年設立の家電量販大手。今年2月にはソフマップを子会社化した。2006年8月期の連結業績予想は売上高が4800億円(前期比10.8%増)、経常利益が139億6300万円(同5.1%減)、純利益が62億5000万円(同104.1%増)。

 発行済み株式64万1201株のうち新井隆二会長が97.87%を保有する筆頭株主。松下電器産業やソニーマーケティングなど取引先のメーカー各社も出資している。

 上場に合わせ、公募増資10万株と、主幹事の日興シティグループ証券を割当先とした第三者割当増資1万5000株を行う。手取り概算(想定発行価格20万円)は合計約228億円。うち約58億円を設備投資に、残りを借入金の返済に充てるとしている。業績予想では、全般の見通しについて「首都圏をはじめとする全国の主要ターミナル駅前に積極的な出店し、営業基盤を強化していく」としている。

 公募増資のほか、5万株の売り出しも行う。売買単位は1株。公開価格決定は8月2日。

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