NEC、「ValueOne MT」にAthlon64 X2モデルを拡充

» 2006年07月18日 11時57分 公開
[ITmedia]

 日本電気は「ValueOne MT」シリーズの新機種7モデルを発表した。価格はオープン。7月21日より発売する。

 ValueOne MTシリーズは、シンプルなパッケージングで価格競争力を高めたデスクトップPC。低価格ながら高い基本性能と拡張性を備えているのが特徴だ。Intelプラットフォームを採用するアドバンストタイプと、AMDプラットフォームのベーシックタイプに分かれており、今回発表された新機種では後者のラインアップにAthlon64 X2 3800+搭載モデルが追加された。

 また、アドバンストタイプでは最上位モデルのCPUがPentium D 940へとスペックアップしているのも見どころの1つ。ただしその一方で、標準構成ではRAID 0に対応しないなどの変更も見られる。なお、BTOで仕様をカスタマイズできるValueOne Gセレクションメニューでは、RAID 0/1/5の構成を選択可能だ。

 アドバンストタイプは、CPUにPentium D 940(3.2GHz)を採用するMT850/5Aを筆頭に、Pentium D 930(3GHz)のMT800/5A、Pentium 4 631(3GHz)を搭載するMT600/5Aの3モデル構成。250GバイトのSerial ATA HDDやDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブ、7つのメディアに対応したメモリカードスロット、ギガビットLANといった仕様は共通となる。

 ベーシックタイプは、Athlon64 X2 4200+を搭載するMT750/5A、Athlon64 X2 3800+のMT700/5A、Athlon 64 3700+のMT400/5A、Sempron 3400+を採用したMT200/5Aの4モデルで構成される。DVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブや、7in1メモリカードスロット、ギガビットLANなどは共通で、最廉価モデルのMT200/5AのみHDD容量が160Gバイト、それ以外のモデルは250Gバイトとなっている。

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