調査当日の金曜日、複数のショップがabeeのATX電源「AS Power Silentist」シリーズを入荷した。価格は上位の「S-550EA」が1万3000円前後で、下位の「S-450EA」が9000円弱。在庫はともに潤沢。
AS Power Silentistは、Socket AM2とCore 2シリーズへの最適化をうたう新設計の電源ユニットだ。「インテリジェントパワーセレクター」を搭載し、システムの出力配置を監視する。ユーザーがレール数を切り替える必要のある+12ボルト出力ラインを自動でコントロールするため、マシンの構成を気にせずに導入できるメリットがある。電源コネクタ類は着脱式で、上部の12センチファンは最大騒音27デシベルの静音性を確保している。今回登場したラインアップの違いは定格電力のみ。型番を見れば分かるように、S-550EAが550ワットで、S-450EAが450ワットだ。
SLIやCrossFireの普及にともない、電源ユニットの売れ筋は定格500ワットから600ワットといわれてきた。ところがTSUKUMO eX.やT-ZONE.PC DIY SHOPでは、今後は定格450ワットの下位モデルのほうが売れると予想している。
「Pentium DからCore 2 Duoに乗り換えると消費電力が半分近く下がります。ヘビーゲーマー以外は大容量の電力が必要なくなるので、電源ユニットの売れ筋も変わってくるでしょう。1万円前後から選べる定格450ワットクラスが再び人気を集めると見ています」(TSUKUMO eX.)。
製品: | abee「AS Power Silentist S-550EA」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 1万2980円 |
高速電脳 | 1万2980円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 1万2980円 |
製品: | abee「AS Power Silentist S-450EA」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 8980円 |
高速電脳 | 8980円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 8980円 |
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