ゲームも仕事も“ワイド”に楽しめるパワフルPC――「dynabook Satellite AW5」東芝がWebオリジナルモデルを作るとこうなる(1/2 ページ)

東芝の直販サイト「東芝ダイレクトPC by Shop1048」に、魅力的なA4ノートPCが登場した。15.4インチワイド液晶ディスプレイとNVIDIA「GeForce Go 7600」を搭載しながら10万円台半ばで購入できるのがポイントだ。

» 2006年08月07日 00時00分 公開
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対象:dynabook Satellite AW5全モデル(カスタマイズモデル/NVIDIAモデル)


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GeForceTM Go 7600の搭載により3Dゲームも楽しめる高いポテンシャル

東芝の直販PCオリジナルモデル「dynabook Satellite AW5」

 東芝の「dynabook Satellite AW5」は、同社の直販サイト「東芝ダイレクトPC by Shop1048」のWebオリジナルモデルとなる、スタンダードなA4ノートPCだ。インテルの統合チップセットを採用したカスタマイズモデルも用意されるが、ここではグラフィックスチップにNVIDIAの「GeForceTM Go 7600」を内蔵したグラフィック強化モデルを詳しく紹介していこう。

 ポイントは何と言っても、DirectX 9に対応したグラフィックスチップのNVIDIA GeForceTM Go 7600だ。GeForceTM Goシリーズの中ではミドルレンジだが、ほとんどのノートPCが利用するチップセット内蔵グラフィックスと比べて、はるかに高い3D性能を誇る。メモリインタフェースは64ビット幅だが、グラフィックスメモリに128Mバイト備えているのも心強い。このクラスのグラフィックスチップを備えるノートPCは少数派で、大半がグラフィックスメモリとメインメモリ共用により3D性能はとかく見劣りするため、とくに3Dゲームを視野に入れて検討する場合、本機が強力な選択肢となるのは間違いない。「1Gバイト(512Mバイト+512Mバイト)メモリモデル(型番:PSAW51RDWBS4LG-A)」で動作検証ずみの3Dゲームとしては、エヌ・シー・ジャパンの「リネージュII」や、コーエーの「大航海時代Online」などが挙げられる。

 ここでは3Dゲームのパフォーマンスをチェックするために、ベンチマークテストを行ってみた。テストに用いたのは、コーエーの「大航海時代 Online ベンチマークプログラム」と、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XI for Windows Official Benchmark 3」の2つだ。結果は表の通りだが、どちらも気持ちよくプレイできるレベルのスコアをマークした。ベンチマーク中の画面を見ていても、キャラクターや背景の動きがスムーズだ。

人気3Dオンラインゲームのベンチマークテスト結果。どちらのスコアも、本機がゲームを楽しめるだけの性能を十分に備えていることが分かる。なお、テストにはメインメモリを1Gバイトに増設したモデルを使った

 本機の液晶ディスプレイは1280×800ドット表示に対応した15.4インチワイドSuperViewで、このクラスでは珍しく外光の反射がほとんどないノングレア(非光沢)タイプを搭載する。非光沢液晶は、グレアタイプに比べて長時間使用しても目が疲れにくく、液晶画面への映り込みがほぼ見られないのがうれしい。

 細かいところだが、GeForceTM Go 7600のNVIDIA純正ドライバ「ForceWare」では、表示解像度のスケーリング処理を変更できる。WXGA以下の解像度を表示する場合、フルスクリーン拡大(アスペクト比は無視)、ドットバイドット、アスペクト比を保持した拡大という3通りの表示方法が選べる。3Dゲームでは、アスペクト比が4:3のSVGA(800×600ドット)やXGA(1024×768ドット)を用いることが多いので、ドットバイドット表示が可能なのは大きなメリットだ。

 ゲームやAV用途に不可欠なサウンド機能も見逃せない。dynabook Satellite AW5は、東芝のAVノートPC「Qosmio」シリーズで定評のある、harman/kardonR製のステレオスピーカを内蔵する。SRSのバーチャルサラウンドも搭載しており、高音質なサウンドを本体だけで手軽に満喫できる。低域から中域の音が比較的しっかりしており、SRSバーチャルサラウンドによる奥行き感や広がり感もなかなかだ。SRSバーチャルサラウンドは、内蔵スピーカ、外部スピーカ、開放型/密閉型ヘッドフォンという環境に合わせて選択できるのも気が利いている。

15.4インチワイドSuperView液晶を採用する(写真=左)。非光沢ゆえ長時間利用しても目が疲れにくい。右の画面はディスプレイドライバのユーティリティ画面で、ここから低解像度時の画面の表示方法を指定できる
東芝製ノートPCでおなじみとなるharman/kardonR製のステレオスピーカを内蔵することで(写真=左)、ノートPCながら迫力あるサウンドを鳴らしてくれる。右の画面はSRS技術を使ったバーチャルサウンドの設定ユーティリティで、環境に応じた設定が行える

ゲームもビジネスもおまかせの優れた基本スペックを装備

 基本スペックを見ていくと、CPUはインテルRCoreTM Duoプロセッサー T2300(動作クロックは1.66GHz)、チップセットはモバイル インテルR945PM Express、メモリは標準で512Mバイト(最大2Gバイト)、HDD容量は100Gバイト、光学ドライブはDVD±R DLの2層記録(最大4倍速)をサポートしたDVDスーパーマルチドライブだ。DVD±Rの書き込みとDVD±RWの書き換えは、どちらも最大8倍速となる。

 ネットワーク関連は、100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANと、統合型インテルRPRO/Wireless ネットワーク・コネクション(IEEE802.11a/g/b準拠)の無線LANを備える。無線LANは、本体右側面の手前に設けられたスイッチによって、物理的に有効と無効を切り替え可能だ。バッテリーの駆動時間は約2時間だが、据え置きタイプのA4ノートPCなので、これで十分だろう。なお、TVチューナーは搭載していない。

 以上のように、スタンダードなA4ノートPCとしてはハイエンドに迫るスペックを誇る。基本性能が高いため、ビジネス用途でもホビー用途でも快適に利用できる。これだけのスペックを持ちながら、ダイレクト価格は15万4800円からと非常に魅力的だ。

底面にある2基のメモリスロットやHDDベイにはネジを1本ずつ外すだけでアクセス可能だ。メモリの増設やメンテナンスは手軽に行える。なお、吸気ファンが底面にあるので設置場所には注意したい

 さらにGeForceTM Go 7600のグラフィックスチップならば、次期WindowsのWindows Vistaで導入される新しいGUIの「Windows Aero」にも対応できる。Windows Aeroは3Dエフェクトをふんだんに採り入れたGUIなので、グラフィックスチップの3D性能は高ければ高いほど有利なのだ。現時点では明確になっていないが、本機ならば最上位のAero Glassも問題なくサポート可能なスペックを備えているのは間違いない。

 ちなみに、dynabook Satellite AW5自体は「Windows VistaTM Capable PC」のロゴを取得しているので、将来的なWindows Vistaへのアップグレードを見据えても安心して購入できるだろう。

 本体の作りも非常にしっかりしている。上面をピーコックブルー、液晶とキーボード面をブラック&シルバーで彩ったカラーリングは、どんな場所にも似合う落ち着いた雰囲気だ。電源ランプやアクセスランプなどの青色LEDも、よいアクセントになっている。

 キーボードは標準的なレイアウトで、キーピッチは19ミリ、キーストロークは2.7ミリで少々軽めタッチだ。最下段のキーピッチがやや短くなっているが、そのぶんSpaceキーの幅が63ミリと長く、大きめのEnterキーも合わせてタイプしやすい。

 実際に使っていて感心したのは、静音性と冷却性能だ。先ほど紹介した3Dゲームのベンチマークをループさせても、キーボード面やパームレスト、本体下部がそれほど熱くならない。室温などの環境に左右されるものの、膝上で使っても不快に感じないだろう。CPUファンの回転音や左側面にある排気口からの風切り音も、静かな部類に入る。また、付属の「CD/DVD静音ユーティリティ」も重宝する。音楽CDやDVD-Videoを再生するときは、静音モードにすることでドライブの回転数が低くなり、耳障りな回転音にわずらわされることなく視聴できる。もちろん、データ転送やアプリケーションのインストール時は、読み込み速度重視の標準モードを使えばよい。

右側面にDVDスーパーマルチドライブを内蔵する(写真=左)。最大4倍速でのDVD±R DL書き込みをサポートしている。右の画面は付属の「CD/DVD静音ユーティリティ」で、光学メディアの読み出し速度をワンタッチで変更できる。タスクトレイからモードを簡単に切り替えられるので便利だ
キーピッチ19ミリと余裕のあるキーボードは不規則な配列もなく、タイプしやすい。タッチパッドは2ボタン式のシンプルなものだが、付属ユーティリティのPadTouchやSynaptics製ユーティリティを使うことで、さまざまなアクションが割り当てられる。キーボード左にあるワンタッチボタンではWindows Media Player 10とInternet Explorerが起動するようになっている。前者の再生/一時停止、停止、早送り/早戻しなどの操作もここで行える。なお、スリープ中は電源ランプがオレンジ色に点滅する
ツヤ消し塗装されたピーコックブルーに彩られた天面が鮮やかだ。容量10.8ボルト 4000mAhのリチウムイオンバッテリーが添付される(写真=左)。ACアダプタは大きさが59(幅)×132(奥行き)×29(高さ)ミリで重量は約525グラムと、このクラスでは標準サイズだ
ボディ前面中央に5種類のメモリカードに対応したメモリカードスロットと、マイク、ヘッドフォン、音量調節のダイヤルが並ぶ(写真=左上)。背面は大半をバッテリーが占め、2基のUSB 2.0端子や有線LAN、電源コネクタ端子がある(写真=左下)。左側面(写真=右上)にはD-Sub 15ピンのアナログRGB出力、排気口、S-Video出力、4ピンのIEEE1394端子およびExpressカードスロット/TypeIIのPCカードスロット(上段/下段)が、右側面(写真=右下)は手前から無線LAN電源スイッチ、2基のUSB 2.0端子、DVDスーパーマルチドライブ、FAXモデム、盗難防止用のケンジントンロックが並んでいる
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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日