コンパクトサイズながらカラー/モノクロともに高速なA3カラーページプリンタ――沖データ「C8600dn」

沖データのC8600dnは、オフィスユースでは欠かせないA3のカラー印刷が可能なページプリンタ。妥協なき性能/機能をデスクトップサイズに凝縮し、高いコストパフォーマンスを実現した新時代のオフィススタンダードだ。

» 2006年09月01日 00時00分 公開
[廣田克弥,PR/ITmedia]
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FEATURES

多機能なA4カラーページプリンタ C5900dn

価格:15万5400円(実勢価格:11万8000円前後)
A4対応のコンパクトなボディに、C8600dnと同等の印刷速度を実現。標準でネットワーク、自動両面印刷に対応し、PostScript3エミュレーションにも対応する多機能モデル


コストパフォーマンスの高いA4普及機 C5800n

価格:10万4790円(実勢価格:7万9800円前後)
C5900dnと同等の印刷速度だが、両面印刷をオプションにするなど機能を削り低価格にした普及モデル。標準でネットワークに対応するなど、一般的な用途では十分な機能を持つ


コンパクトなA4エントリーモデル C3400n

価格:9万4290円(実勢価格:6万9800円前後)
カラー16ppm、モノクロ19ppmと速度は落ちるが、さらなる小型化を実現したエントリーモデル。しかし標準でネットワークに対応し、長寿命設計と抜かりはない


A3カラーをデスクに手軽に導入できる新スタンダード

 今や特別な書類でなくても、 プレゼン資料や社内リポートなどをカラーで印刷するのは珍しくない。しかし今あるカラープリンタは印刷が遅かったり、共有プリンタなのでなかなか順番が回ってこなかったりと、不満も多いのではないか。

 沖データから登場した「C8600dn」は、実勢で14万8000円前後とリーズナブルな価格ながら、オフィスで欠かせないA3 印刷に対応し、デスクに置けるコンパクトサイズを実現している。幅は485mm と同社製A4 カラー機「C5900dn」と比較して50mm しか増えておらず、オフィスユースでは需要の高い両面印刷ユニットを内蔵していながら、奥行きは648mmに抑えられている。PC利用を前提とした今どきのオフィスデスクはおおむね70cm程度の奥行きだから、余裕をもって設置できるだろう。

デスクトップで使えるコンパクトな高速A3モデル「C8600dn」
価格:18万6900円(実勢価格:14万8000円前後)
お客様相談センター 0120-654-632

カラーでも速度低下の少ない4連タンデムエンジン

 コンパクトサイズだが、印刷性能に妥協はない。モノクロはもちろん、カラーでも1工程で印刷が可能な4連タンデムエンジン「SinglePass Color Technology」を搭載し、カラー印刷時に大きな速度低下を引き起こさないのが特徴だ。カラーは最大26ppm、モノクロは最大32ppm(A4 横印刷時)とクラストップレベルの高速印刷を実現し(グラフ)、自動両面印刷時でもカラーは最大23ppm、モノクロは最大25ppmと速度低下は少ない。

グラフ A4文書をコピーモードで20ページ分出力したときの印刷時間(※A3はNアップ機能により、A4文書2ページ分を1ページにし、10枚印刷。テストマシンはレノボ・ジャパン「ThinkPad T43(2668-71J)」)

 大量給紙も可能で、ファーストトレイには300枚まで給紙できる。葉書や封筒の連続印刷にも対応するマルチパーパストレイと合わせると、最大400枚まで給紙可能で、オプションのセカンドトレイを追加すれば、最大930 枚となる。もちろん100BASE-TX対応のネットワークインタフェースも備えており、オフィスプリンタとしての死角はない。

高いメンテナンス性とコンパクトサイズを実現

 数あるページプリンタの中で、沖データだけが採用するのが同社伝統のLED ヘッドだ。その結果、一般的なレーザー方式と比較してヘッドが極めて小さく、大型になりがちな4連タンデムエンジンを採用しながらもコンパクトな筐体サイズを実現している。

沖データのLEDヘッドは機構がシンプルなため、トップカバー部(画面1)を開けるだけで容易にドラム/トナーユニット(画面2)へアクセスでき、メンテナンス性が高いのも重要なポイントだ。

 また新C シリーズでは、VDC(VariableDot Control)方式のDigital LED ヘッドを採用しているため、1ドットあたり4階調のなめらかなハーフトーンを出力できる。2階調のレーザー方式と比較すると、カラー印刷の仕上がりが明らかに違う。

[画面1] 同社独自のLED ヘッドはトップカバーに設置されている。きわめてコンパクトであり、競合製品では実現できない小型化に貢献している
[画面2] ドラム/トナーユニットは、トップカバーを開くだけでアクセス可能。これらのユニットを外すだけで、ほとんどの紙詰まりに対応できるなど、メンテナンス性は高い

低価格、低ランニングコスト、長寿命。オフィスの印刷コストを削減

 カラー印刷用に大型の複合機があり、部署によってはインクジェットプリンタを併用している。そんなオフィスも結構あるのではないか。導入コストを理由にカラーページプリンタの導入をためらっているとしたら、それは間違いかもしれない。

 一般的な複合機だと、メンテナンス料金として印刷枚数に応じたチャージ料金を支払う場合が多いが、カラーの場合は料金が高い。またインクジェットプリンタは導入コストが低く、インク1本の価格もそれほど高くないが、トータルのランニングコストを考えると割高だ。家庭向けのものが多いため、オフィスユースでは耐久性の問題から買い替えが必要になることも珍しくない。

写真サンプル。フォトモードでの出力。普通紙印刷としては粒状感が少なく、光沢など色鉛筆の質感がしっかり再現されているのが印象的だ
印字サンプル。ページプリンタらしいシャープな印字品質で、4ポイントでもフォントの乱れはほとんど感じられない

 しかしC8600dnなら導入しやすい価格で、カラー印刷でも1枚あたり約12円という低ランニングコストを実現。5年または60万ページという高い耐久性を実現しているので、運用時を含めて高いコストパフォーマンスを実現している。本製品を導入することで、印刷コストを大幅に削減できるオフィスも多いはずだ。また姉妹機として、A4 に対応する「C5900dn」「C5800n」「C3400n」が用意されており、機能やサイズに合わせて選択できるのもうれしい。

SPEC
印刷速度(カラー/モノクロ)26/32ppm※
最大解像度600×1200dpi
ファーストプリント(カラー/モノクロ)約10/約9.5秒
ウォームアップ時間約90 秒以内(電源投入時)
CPUPowerPC405/200MHz
メモリ128MB
インタフェースUSB 2.0、100BASETX
対応OSWindows 98/Me/NT4.0/2000/XP/Server2003、Mac OS 9/X
消費電力(最大/平均/待機時)1300/550/15W以下
騒音レベル(稼働時/待機時)54/37dBA以下
サイズ(W×D×H)485×648×341mm
重量約32.3kg(消耗品含まず)
※A4横、コピーモード時


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提供:株式会社 沖データ
DOS/V magazine 2006年10月号より転載

制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年9月30日