日本電気は9月7日、業務用ラベルプリンタ市場への参入を発表、製造・物流向けラベルプリンタ「マルチコーダー500M3M」「同500M3P」(以下「500M3M」「500M3P」)の2モデルを10月10日より発売する。双方とも製品バリエーションとして、標準モデルのほかに自動ラベルカット機能装備モデル、台紙からラベルをはがすハクリ機能搭載モデルの計3製品を用意。価格は500M3Mが39万8000円から、500M3Pが34万8000円から。
500M3Mおよび500M3Pは、商品貼付用のラベルやシール印刷に特化した専用プリンタで、筐体前面から内部にアクセスできるフロンとオープン機構により、狭い場所での設置が可能。またメンテナンス性にも優れており、ワンタッチでのインクリボン交換が可能なほか、通常は保守専門員による交換が必要となるサーマルヘッドブロック/プラテンブロック(用紙送りローラーユニット部)もユーザー側が交換できる。
印刷方式は熱転写/感熱式で、ロール紙給紙に対応。解像度は300dpi。同梱ソフトの「らくらくふぉ〜む for ラベルプリンタ」または「BarcodeStudio Ver.2.1」の使用により、バーコード出力にも対応している。
インタフェースは10/100BASE-TX対応LAN、USB、パラレルを装備。本体サイズは238(幅)×402(奥行き)×332(高さ)ミリ(500M3Pは奥行き339ミリ)。
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