デュアルコア&シルバーバレットで最強の武器に? Core Duo搭載のLet's note W5限定モデル

Let's noteの2006年秋冬モデルが登場した。主な変更点はCPUの強化だが、パナソニックのPC直販サイト「マイレッツ倶楽部」による“独自のカスタマイズ”にはとりわけ注目したい。全モデルでオンボード1GBのメモリ搭載を可能にしたうえ、Core Duo搭載の「W5限定モデル」まで実現してしまったのである。

» 2006年09月28日 00時00分 公開
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キャンペーン

R5/T5/W5/Y5(W5 Core Duo除く)

512MB/60GB → 1GB/120GB
+20,000円でアップグレード(通常 36,750円)
10月26日(木)まで


W5/T5 512MB/60GB 限定

カラー天板+3年特別保証+増設512MBメモリー
+32,000円(通常 58,270円)
10月26日(木)まで


W5 Core Duoモデル限定

増設1GBメモリー
+55,000円(通常 78,750円)
11月20日まで


関連リンク

R5 製品紹介

CPU: インテル Core Solo プロセッサー 超低電圧版U1400(1.20GHz)
オンボードメモリー:512MB/1GB
HDD:60GB/120GB
LCD:10.4型XGA


T5 製品紹介

CPU:インテル Core Solo プロセッサー 超低電圧版U1400(1.20GHz)
オンボードメモリー:512MB/1GB
HDD:60GB/120GB
LCD:12.1型XGA


W5 製品紹介

CPU:インテル Core Solo プロセッサー 超低電圧版U1400(1.20GHz)
オンボードメモリー:512MB/1GB
HDD:60GB/120GB
LCD:12.1型XGA


Y5 製品紹介

CPU:インテル Core Duo プロセッサー 低電圧版L2400(1.66GHz)
オンボードメモリー:512MB/1GB
HDD:60GB/120GB
LCD:14.1型SXGA+


 パナソニックでは、モバイルPC「Let's note」シリーズの2006年秋冬モデルを発表した。今回の主な変更点はCPUのグレードアップで、「R」「T」「W」ではIntel Core Solo U1400(1.2GHz)、「Y」ではIntel Core Duo L2400(1.66GHz)へと強化。動作周波数の向上により、従来のU1300(1.06GHz)、L2300(1.5GHz)から10〜15%前後の高速化が期待される。

Photo 通常モデルではIntel Core Solo U1400へとCPUが強化されたLet's note W5。マイレッツ倶楽部ではメインメモリとしてオンボード1GBを選べるほか、ハードディスク120GBの選択も可能。さらに、Intel Core Duo U2400を搭載した「W5限定モデル」も用意されている

 ただ、2006年夏モデルにおける「Y5」のように、大幅なモデルチェンジを果たした製品は投入されないのだが、注目すべきはパナソニックのPC直販サイト「マイレッツ倶楽部」である。今回、同サイト完全限定モデルとして、なんと“W5にCore Duoを載せてしまった”のだ。「Y5」のL2400とは異なり、9月に発表されたばかりの超低電圧版Core Duo新プロセッサ「U2400」を採用したため、動作周波数は1.06GHz(FSB533MHz)となるが、その分、冷却用ファンは導入せずにすみ、従来どおりのファンレス仕様を維持している。

 マイレッツ倶楽部では以前にも、2006年春モデルの「R4」で“CPUアップグレード”を提供(市販モデルではCPUが1.2GHzだったが、100GバイトHDDを選択した購入者向けに、1.3GHzへの無償アップグレードを適用)するなど、さまざまなオリジナル企画を行ってきた。しかし、今回の“Core Duo W5”は、その中でも出色の“マイレッツ倶楽部限定オプション”であることは間違いない。通常モデルのIntel Core Solo U1400と比較して、動作周波数はやや落ちることになってしまうが、シングルコアとデュアルコアというアーキテクチャの差はそれを補って余りあり、さらに大幅に凌駕してしまうのはご存じのとおり。

 この「W5限定モデル」は、ハードディスク120GB、さらにメインメモリは“オンボード1GB”というハイスペック製品として提供される。この限定モデルのみ、出荷開始時期が11月に設定されているが、それでも、じっくりと待つだけの価値はあるのではなかろうか。

Windows Vistaに備え、全モデルでオンボード1GB、最大2GBのメモリ搭載が可能に

 また、“オンボード1GB”はW5限定モデルだけでなく、マイレッツ倶楽部では「R5」「T5」「Y5」、そして通常の「W5」まで、すべてのモデルにおいて選択可能なオプションとして提供される。さらにメモリを追加すれば、最大2GBまで増設が可能だ。これは特に、Windows Vistaをいち早く導入しようと考えているユーザーにとって、見逃せない点だといえるだろう。

 2007年初頭に登場予定とされているマイクロソフトの新OS「Windows Vista」では、最小構成として、「最新のプロセッサ(800MHz以上)」「DirectX9対応のグラフィック」、そして、「512MBのシステムメモリ」を要求する。Let's noteをはじめ、現時点で市場に普及しているノートPCの製品構成や性能を考えれば、意外と敷居は低いとも思えるが、これはあくまでも“最小構成”である。

 すでに配布開始されている最終メジャープレリリース版「Windows Vista Release Candidate 1」を試用しているユーザーであれば、その実がおわかりだろう。そうでなくても、Windows XPの動作に必要な最小構成が、“メインメモリ128MB”に設定されていることを考えればいい。実際にWindows Vistaを快適に動作させるためには、HDD上へのスワップファイル作成をなるべく抑えられるよう、最低でも1GB程度は必要と考えるべきだろう。

Photo 本体の構成は従来モデルと同じで、左側に外部ディスプレイ(ミニD-Sub15ピン)、PCカードスロット、SDスロット、右側にUSB(2.0対応)2基、LAN、モデムコネクタを装備している

 ただ、Windows Vistaには「ReadyBoost」という技術が導入されており、HDDの代わりにUSBメモリなどの外部(高速)ストレージデバイスを仮想記憶領域に適用可能だ。Let's noteの場合なら、標準でSDスロットが搭載されているため、SDメモリを利用すれば、最小構成のメインメモリ512MBでもなんとかしのげるかもしれない。HDDを仮想記憶領域に利用するよりは速いようだが、それでも、実際にメインメモリを多く積んだほうが断然速いので、予算が許す限り“オンボード1GB”を選択しておくべきだ。10月26日までキャンペーン価格で、R5/T5/W5/Y5 オンボード512MB/HDD60GBモデルから、オンボード1GB/HDD120GBモデルへのアップグレードが通常価格 36,750円のところ20,000円で可能になる。

金属質感に鏡面仕上げのアクセントを配した新色“シルバーバレット”。その魅力は心臓を射抜く?

 マイレッツ倶楽部でのカスタマイズといえば、自分の嗜好に応じて、多彩な選択肢が用意されたカラー天板も大きな魅力である。今回の2006年秋冬モデルでは、「R5」に関しては従来と同じ11色だが、「Y5」には深みのある“ディープシー”が新色として加わった。

 さらに、「W5」「T5」には新色“シルバーバレット”が追加されている。この新色では特殊光沢付与・耐食性処理により、マグネシウム合金自体の金属質感を引き出している。さらに、狼男(いや、ウサギ男か?)を倒そうというわけではなかろうが、「銀の弾丸」を意味するシルバーバレットのアクセント(鏡面仕上げ)が与えられた。

Photo 左が「W5」「T5」で選択可能な新色“シルバーバレット”。全体に金属質感が生かされ、鏡面仕上げのアクセントがつけられている。右は「Y5」の新色として用意された“ディープシー”

 ほかにも、かな印字を省いた「ローマ字すっきりキーボード」や、事故などによる破損まで無償で引き取り修理してくれる「3年特別保証」、自分の名前(座右の銘などを入れるのもいい)を刻印して本体底面に付けられる「ネームプレート」など、マイレッツ倶楽部ではさまざまなオリジナル特典を用意している。“最強のW5”を買いたい人はもちろん、ほかのモデルを購入予定の方も、ともかく一度は、マイレッツ倶楽部を“覗いて”みてはいかがだろうか。

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提供:松下ネットワークマーケティング株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年10月27日