調査会社IDCが10月20日に発表した調査速報によると、日本を除くアジアパシフィック地域の第3四半期のPC出荷台数は1260万台で、前年同期比で15%増、前期比でも9%の増加となった。ノートPCの伸びがPC全体の出荷台数の増加をけん引しているという。
ベンダー別シェアは、Lenovoが21.0%で首位。前年同期、第2四半期のシェアは19.9%だった。前年同期比で出荷台数が21%伸びており、その大部分は中国地域(中国、香港、台湾)での増加だという。2位はノートPCが好調なHPで、シェア12.9%、出荷台数は20.6%増。3位はDell(シェア9.0%)。出荷台数の伸びは34.8%で、シェア上位5社中で最高の伸び率となっている。4位はFounder(シェア6.1%)、5位はAcer(同6.0%)だった。
順位 | 社名 | 2006年3Qシェア | 2006年2Qシェア | 2005年3Qシェア | 出荷台数伸び率 |
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1 | Lenovo | 21.0% | 19.9% | 19.9% | 21.0% |
2 | HP | 12.9% | 12.0% | 12.2% | 20.6% |
3 | Dell | 9.0% | 9.5% | 7.7% | 34.8% |
4 | Founder | 6.1% | 6.2% | 5.9% | 18.4% |
5 | Acer | 6.0% | 6.0% | 5.9% | 15.8% |
その他 | 45.0% | 46.6% | 48.4% | 6.5% | |
合計 | 100% | 100% | 100% | 14.5% | |
(資料:IDC) |
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