NVIDIAは11月9日(日本時間)、AMD製CPUに対応する新しいチップセット「nForce 680a SLI」を発表した。CPUソケットは最新のSoket Fに対応して2つのCPUを搭載可能。
メモリコントローラは従来のAMDプラットフォームと同様にCPUに内蔵される。現時点でnForce 680a SLIがサポートするCPUは明らかにされていないが、NVIDIAが提示したnForce 680a SLIの構成図に「DDR2 UB(Unbuffered)DIMM」と記されているので、現時点でSocket Fに対応しているregisterd DIMMをサポートするOpteronは使えないことになる。
マザーボードに2つのnForce 680a SLIを実装してそれぞれのチップがCPUとHyperTransportで接続される。チップセットと接続するのは1つのCPUで、2つのCPUはCPUどうしがHyperTransportでさらに接続される。
2つあるnForce 680a SLIはグラフィクスカード用にそれぞれPCI-Express X16とPCI-Express X8が1つずつ用意されている。このスロットに4枚のグラフィックスカードを差すことで4つの独立した画面出力が可能になる。そのほか12ポートのSerial ATA、4ポートのギガビットイーサを実装できる。
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