「8800 GTX」品薄の背景、出荷レースを制したのは――週末アキバPickUP!(3/3 ページ)

» 2006年11月10日 12時29分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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クアッドコア対応の「nForce 680i SLI」搭載マザーもデビュー

eVGA「122-CK-NF68-AR」

 今週の木曜日、高速電脳とTSUKUMO eX.にeVGAのATXマザー「122-CK-NF68-AR」が入荷した。価格は3万5000円前後で在庫は少数。

 122-CK-NF68-ARは、新チップセット「nForce 680i SLI」を搭載した初のマザーボードだ。nForce 680i SLIはNVIDIAが発表したインテル系チップセット「nForce 600i」シリーズの最上位に位置付けられており、クアッドコアCPUをサポートしている。FSBは1.33GHzまで対応。オーバークロックできる仕組みを実装しているのも特徴だ。

 高速電脳では入荷当日に売り切れるなど好調だ。同ショップは「オーバークロック目当てで購入する人が多いようです。登場していないクアッドコアを念頭に置くユーザーはまだいないですね」という。

 ただし、高性能マザーボードの多くがクアッドコアを意識しているのも事実だ。

 今週の火曜日に登場したギガバイトのATXマザー「GA-965G-DS4 REV:2.0」は、パッケージに「QUAD CORE READY」と明記している。入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「ギガバイトはインテルがまだ発表していないCPUを対応一覧表に載せるなど、たまにアグレッシブな行動に出ます。登場が近いということでしょう」と好意的に捉えていた。価格は2万5000円前後で、在庫は潤沢だ。

 インテル純正のi975Xマザー「D975XBX2KR」も火曜日に登場した。価格は3万5000円弱で、在庫は少数。さすがには明記していないが、クアッドコアに対応するという噂が広がっている。某ショップは「表向きはRAIDチップを交換しただけのマイナーバージョンアップですが、インテルの次世代CPUに標準対応するらしいです。まだ注目を集めていませんが、CPUが出る前に徐々に環境が整っているわけです」と話した。

ギガバイト「GA-965G-DS4 REV:2.0」(写真=左/中央)。インテル「D975XBX2KR」(写真=右)
製品:eVGA「122-CK-NF68-AR」
入荷ショップ
高速電脳3万3480円(週末再入荷)
TSUKUMO eX.3万6800円

製品:ギガバイト「GA-965G-DS4 REV2.0
入荷ショップ
クレバリー1号店2万4648円
パソコンショップ・アーク2万4780円
高速電脳2万4800円
ツートップ秋葉原本店2万4880円
TSUKUMO eX.2万5780円
ドスパラ秋葉原本店2万5800円
T-ZONE.PC DIY SHOP2万6480円
製品:インテル「D975XBX2KR
入荷ショップ
T-ZONE.PC DIY SHOP3万2800円
パソコンショップ・アーク3万3480円
フェイス秋葉原本店3万4470円
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