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ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
連載2006年12月08日 14時52分 更新
“タダ”で幸せになるソフトウェアパラサイト:開放、共有、そして幸せになる――「FONジャパン La Fonera」 (4/4)それで、結局FONは“使える”のか結論から言うと、サービスがどの程度普及するのか分からない現在でも、単なる無線LANアクセスポイントとして入手するのも悪くない、という感触だ。筆者の自宅にはすでに無線LANは導入済みだが、寝室からはアクセスできなかった。寝室には有線LANの接続口があるものの、この場所で使いたかったのは有線LANコネクタのない「ニンテンドー DS」のブラウザー。そこでLa Foneraを寝室に設置することによりホコリをかぶっていた「ニンテンドー DS ブラウザー」も活躍の場を与えられることになった。 ![]() ![]()
ニンテンドー DSでもちゃんと2つのアクセスポイントが検出された(写真=左)。試しに外部公開用のアクセスポイントに接続したら、警告が表示された。リダイレクトされた先がHTTPSであるためかもしれない(写真=中央)。接続を続行するとFONのロゴが出た後、認証画面も表示された(写真=右)ただ、少し気になったのはFON自体のサイトの出来だ。ログイン時にメールアドレスとパスワードがGETメソッドで送られてしまうとか、ログインをしなかった場合に再度ログイン画面にたどりつく方法が分かりにくいとか、アクセスポイントを表示するバリオFONが重すぎてほとんどまともに見られないなど、どうも世界規模で展開している企業とは思えない「脇の甘さ」を感じる。 結局のところ、各ユーザ自身のインターネットインフラを拝借することで安価にサポート範囲を広げることは可能であっても、サーバ自体は中央集権的なモデルにならざるをえない。そして、そのサーバ構成のデザインが大規模サイトのものではないような印象を受けた。 その「脇の甘さ」はプライバシーの保護に関しても同様で、同サイトの個人情報保護方針にはこのような文章が記載されている(一部引用)。
FONはアクセスポイントを広範囲に網羅していく“面の展開”が前提となるプロジェクトであり、1つのアクセスポイントのカバー範囲が非常に狭いとなると、物理的な地理情報を公開することが重要であることは理解できる。しかし、多くのユーザーにとって、自分の住んでいる場所をプロットし、それを誰もが見られるようにすることに対する抵抗感は大きいはずだ。 非常に面白いプロジェクトであるだけに、そのあたりが解決されることを期待したい。もっとも、もし仮にプロジェクトが破綻してしまってもルータは手元に残るのだが。 関連記事
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