冬野菜を搭載した最新マックをレビューする280円

» 2006年12月15日 12時36分 公開
[PC USER編集部 食担当,ITmedia]

 既報の通り、レンコンなどを搭載したマックの新モデル「ピタマック 冬野菜チキン」が発売された。編集部がある丸の内国際ビル(8階)の地下1階に入っているマクドナルド店舗で同製品を手に入れたので、さっそくレビューし食べてみた。

 なお、リリースでは販売時期が12月15日からとアナウンスされていたが、一部店舗ではフライングで登場していた模様。同店員の話によると「3日前から販売をしていた店舗もあるようです」という。店内には「ピタマック 冬野菜チキン」の販売開始を知らせるポスターが大きく張り出されており、記者が並んでいる間にも注文する人を何人も見かけた。好調な滑り出しを見せているようだ。

パッケージ前面(写真=左)/左側面(写真=中央)/背面(写真=右)。背面の点線に沿ってフタを切り取れる。本体の保護と食べるさいの使い勝手を両立した構造だ

 さて、まずは同製品のスペックから紹介しておこう。主なパーツは醤油とみりんで照り焼きにしたチキンのもも肉×3、根菜サラダ(レンコン、ニンジン、ゴボウ)、レタスという構成となっており、山椒入りの七味マヨネーズで仕上げられている。栄養構成は、タンパク質18.2グラム、脂質18.1グラム、炭水化物26.4グラム、食塩2.8グラム。総エネルギーは341キロカロリーだ。

 「ピタマック タンドリーチキントマト」や「ピタマック タンドリーチキン」でおなじみのボディは、半径約75ミリの半円形となっており、その内部に各パーツを実装した格好だ。本体上部に大きなスリットがあるため内部へのアクセスは容易で、チキンの位置が気にくわない、といったような時でもメンテナンスを手軽に行えるのがうれしい。

網目模様のボディデザインが食欲をそそる。本体サイズは想像よりもコンパクトだったが、搭載された3つのチキンは全体比でかなり大きめとなっている(写真=左)。ゴボウが見当たらない……(写真=右)

 ただし、実際に内部パーツを確認したところ、ゴボウだけが見当たらなかった。製品によって個体差があるのか、もしくは製造工程がナノミリレベルまで到達しているのもしれない。評価に試用した製品の内容は、直径46ミリ程度のレンコン×4(計29グラム)、ニンジン小片×3(計5グラム)、40〜50ミリ幅のレタス片×5(14グラム)、そして長辺55ミリ幅のチキンが3つ(計65グラム)だ(※重量は素材の周りに付着しているソースの重さを含む)。

いただきます

 パーツを復元し実際に食べてみて気になったのは、レンコンに付着しているソースとレタスに付着しているソースが別のものであるらしいこと。同社のスペック表では山椒入りの七味マヨネーズとのみ記載されているが、レタス側のソースは通常のマヨネーズ風味で辛みはない。

 一方、レンコン側のソースはかなり舌を刺激する味となっており、辛いのが苦手な人には評価の分かれるところかもしれない。もっとも、ベースのピタパンが通常よりも香りが強く、しっかりとした味を持っているため、全体の組み合わせとしては頷ける構成と言える。レンコンのシャキシャキとした食感も絶妙だ。ごちそうさまでした。

 今回は単品での評価となったが、ポテト(M)やドリンク(M)をセットにした「ピタマック冬野菜チキンセット」(580円)や、さらにチキンマックナゲットも付属した「冬ピタセット」(660円)も用意されている。空腹度と予算に応じて選べばいいだろう。なお、同社のWebサイトからお得なクーポンをダウンロードできるので、ぜひ活用してほしい。

※記事初出時、「ピタマック 冬野菜チキン」の総エネルギーの記述に誤りがありました。正しくは「341キロカロリー」となります。お詫びして訂正いたします。

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