dynabook TX/AX/CXは、TV機能を搭載しないスタンダードな2スピンドル構成のノートPCだ。最上位に位置するTXシリーズは、2灯式の15.4インチワイド液晶ディスプレイを搭載し、デュアルコアCPUモデルも用意するなど、比較的ハイスペックな構成に仕上がっている。2007年春モデルは、ラインアップを1台減らし、「TX/67A」と「TX/66A」の2台構成とした。発売は1月下旬からの予定。価格はオープン、実売予想価格はTX/67Aが21万円前後、TX/66Aが18万5000円前後だ。
OSはVista Home Premiumを採用する(Media CenterのTV機能は未使用)。一般ユーザーの中でも、デジタルカメラで撮影した画像や動画を積極的に扱う層を想定し、Home Premiumを採用したという。オフィスアプリケーションは、Office Personal 2007とOneNote 2007を搭載する。
従来機のチップセットは、上位モデルがIntel 945GM、下位モデルがRADEON XPRESS 200Mだったが、TX/67AとTX/66AはどちらもIntel 945GMを採用する。TX/67Aは、CPUを従来のCore Duo T2300(1.66GHz)からCore 2 Duo T5500(1.66GHz)に強化。120GバイトのHDDを搭載する。TX/66Aは、CPUを従来のCeleron M 380(1.6GHz)からCeleron M 430(1.73GHz)に変更し、100GバイトのHDDを備える。
それ以外の仕様は共通だ。1280×800ドット表示に対応した15.4インチワイド液晶ディスプレイは、490カンデラ/平方メートルの高輝度を実現。100BASE-TXの有線LAN機能と、IEEE802.11g/b準拠の無線LAN機能を備える一方、従来機が搭載していたFAXモデムは省かれている。
ボディのデザインに変更はない。本体サイズは360(幅)×267(奥行き)×34.3〜42.2(高さ)ミリ、重量は約3キロだ。
dynabook TXの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
dynabook TX | TX/67A | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo T5500(1.66GHz) | 1024MB | 120GB | Home Premium | 21万円前後 |
TX/66A | 2スピンドル | アーキテクチャ変更 | Celeron M 430(1.73GHz) | 1024MB | 100GB | Home Premium | 18万5000円前後 | |
dynabook TXの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
dynabook TX | TX/67A | 15.4インチワイド(2灯式) | 1280×800 | Intel 945GM | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約3キロ |
TX/66A | 15.4インチワイド(2灯式) | 1280×800 | Intel 945GM | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約3キロ | |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.