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富士ゼロックス、DTP市場向けモデルなどA3/A3ノビ対応カラーレーザー2モデル

» 2007年01月16日 14時35分 公開
[ITmedia]

 富士ゼロックスプリンティングシステムズは1月16日、高速印刷対応のA3/A3ノビ対応カラーレーザー計2製品「DocuPrint C3250」「DocuPrint CG835 LII」を発表、1月22日より順次出荷する。価格はDocuPrint C3250が29万8000円。DocuPrint CG835 LIIのディスプレイレスモデル「DocuPrint CG835 LII WOD」が74万8000円、ディスプレイ付属モデル「DocuPrint CG835 LII WD」が79万8000円。

photophotophoto DocuPrint C3250(左)、DocuPrint CG835 LII WOD(中)、DocuPrint CG835 LII WD(右)

 DocuPrint C3250は、10/100BASE-TX接続によるLANプリントをサポートするA3対応カラーレーザープリンタで、データ処理/出力解像度ともに1200×1200dpiにリアル対応。また600dpi出力時には多値を実現、各色256階調/1670万色のフルからプリントが可能。Windows VistaのContents Bridge機能もサポートしており、XPS形式ファイルをドラッグ&ドロップのみで印刷できる。

 連続印刷速度はカラー時26枚/分、モノクロ時36枚/分。給紙枚数は標準で660枚(標準トレイ560枚+手差し100枚)、オプション利用により最大3480枚まで対応。そのほかフィニッシャーやスキャナなどのオプションも利用できるほか、プリント時に隠し文字を負荷できる別売セキュリティソフト「Trust Marking Basic Ver.3.0」にも対応予定となっている。

 DocuPrint CG835 LIIは、プリントサーバをセットとしたA3ノビ対応のカラーレーザーで、従来モデルの「DocuPrint CG835 Lite」からサーバ機能を向上させたのが特徴。CPUクロックの引き上げやメモリ/HDD容量が増強されたほか、ギガビットLANも標準装備した。

 DTP業務向けの各種機能を装備しており、Adobe PostScript 3を搭載するほか、半透明オブジェクトやOpenTypeをサポートするAcrobat 7のPDFファイルのダイレクト印刷も行なえる。オプションの高性能測色器「Eye-One」を用いたキャリブレーションにも対応しており、色再現性の容易な補正が可能だ。連続印刷族度はカラー時で8枚/分、モノクロ時で35枚/分。解像度は600×600dpiをサポートする。

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