山手線ぐるぐるベンチマーク――ワンセグチューナー徹底比較(第3回)最強モデルはどれだ!(1/2 ページ)

» 2007年01月19日 15時54分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]

 ワンセグチューナーを選ぶうえで、録画やデータ放送受信などの“機能”と、受信感度を含めた“性能”の比較は欠かせない。試用した各製品の機能をおさらいしたうえで、第1回第2回に続く第3回では受信感度を徹底比較する。

 今回の特集で取り上げた機種は、ロジテックから「LDT-1S100U」と「Dialive LDT-1S200U」、エスケイネットの「Monster TV 1D」、グリーンハウス「W-one」、バッファロー「ちょいテレ DH-ONE/U2」、そしてアイ・オー・データ機器「SEG CLIP」の6機種。各モデルの機能や使い勝手は以下のリンクから参照できる。

 また、各機能や本体サイズなどをまとめた横並び表を下に掲載しているので参考にしてほしい。

山手線ぐるぐるベンチマーク、スタート

 平日の山手線に乗車して、走行中に受信できたチャンネル数を測定した。各チューナーを接続して2回周り、2回とも受信できた場合のみカウントする。対象としたチャンネルは、フジテレビとTBSテレビ、テレビ東京、テレビ朝日、日本テレビ、NHK教育、NHK総合の7局。

 作業日は2日に分かれた。初日はLDT-1S100UとMonster TV 1D、W-oneを試用。午前10時から午後17時までかかったため、混み具合は変動しているが、天候は一貫して曇りだった。2日めは残りのSEG CLIPとちょいテレ、LDT-1S200Uの3製品に加え、条件を比較するため再度W-oneも試用した。天候は晴れで、ノートPCの充電のため、作業時間は午前10時から午後15時と午後18時から午後22時の2回に分けた。この短期間に十数時間も山手線に乗っていた人は、運転手さんや車掌さんを除けば筆者くらいのものだろう。罰ゲームのようなベンチマークテストである。

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