「ウチは大丈夫」――アキバの中古ショップがなくならないワケ週末アキバPickUP!(4/4 ページ)

» 2007年02月12日 14時44分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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abit渾身のnForce 680iマザー「IN9 32X-MAX Wi-Fi」が登場

abit「IN9 32X-MAX Wi-Fi」

 先週の金曜日、abit製の現行最上位マザー「IN9 32X-MAX Wi-Fi」が複数のショップに入荷した。価格は4万5000円前後で在庫は少数だ。旧正月シーズンは中国や台湾の企業が長期休暇に入るため、マザーボードやグラフィックスカードの入荷数が減少する傾向にあるが、「休みの直前に送り出した目玉商品でしょう」(TSUKUMO eX.)という。

 IN9 32X-MAX Wi-FiはLGA775対応のATXマザーで、チップセットにnForce 680i SLI(+NF590 SLI)を採用している。3基のPCI-Express x16スロット(うち1基はx8で動作)のほか、7.1チャンネル対応のサウンドチップやデュアルギガビットイーサネットなどをオンボードする豪華な構成が特徴だ。独自の静音技術「Silent OTES」に対応しており、サウスとノースチップを結ぶヒートパイプを背面コネクタ付近まで伸ばしている。

IN9 32X-MAX Wi-Fiの基板

 入荷したショップでは、おおむね好評を博している様子。TSUKUMO eX.は「nForce 680iマザーはASUSTeKのStriker Extremeが断トツで売れていますが、ようやく対抗馬が出てきたという印象です。abitは外注で製造するマザーも多いですが、基板を見る限り、IN9 32X-MAX Wi-Fiは自社開発ですね。正直、見直しました」と、品質の高さを評価する。

 ちなみに、IN9 32X-MAX Wi-Fiのパッケージには大きく「火麒麟」と書かれている。入荷したショップでは誰も読み方が分からず、とりあえず「ひきりん」と発音していたが、中国文化に詳しい別のショップの店員さんによると「フオ・キリン、かなぁ」。……読み方が分かる人は教えてください。

「漢字パッケージで攻めるなら、読み仮名くらい付けてほしいですよね」とは、某ショップの弁。

製品:abit「IN9 32X-MAX Wi-Fi
入荷ショップ
高速電脳4万3980円
T-ZONE.PC DIY SHOP4万4980円
TSUKUMO eX.4万5980円
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