まずはこちらのごろねリターンズ スペシャルページをご覧いただきたい。通常の製品紹介ページとは明らかに異なる情熱を感じることができるはずだ。
目玉は何と言っても、ごろ寝 リターンズをベースにした「ごろ寝・THE MOVIE」なるショートムービーだろう。ストーリーは、「西暦2006年、人類はインターネットによる高度な情報社会を向かえ新たな脅威にさらされている。悪の魔の手から地球を守るため結成されたスーパーヒーロー親父 超一郎と4人の美しいゴロネガールによる財団法人国際宇宙連絡機構(IACA:International Aerospace Communication Agency)のメンバーたちが日夜奮闘する熱き愛の物語」である。
この中で、ごろ寝 リターンズは「地球外生命体の魔の手から地球を守るため国際宇宙連絡機構によって開発されたスーパーマシーン“ごろ寝”」として登場する。しかもごろ寝 リターンズのカラーバリエーションに合わせて4つのエピソードが用意される。もちろん、ゴロネガールズもエピソード別に配置される念の入れ用だ。
各エピソードの詳細は下記に譲るが、まずはこちらの販促用ムービー(TRAILLER)をぜひ見て欲しい。往年の名作へのオマージュあふれる内容に思わずニヤリとさせられること請け合いだ。
マウスと言うと、とかく事務的に扱われがちな製品だが、「ごろ寝・THE MOVIE」のようなアプローチがもっとあってもいい。ただ、実際の製品がなかなか秀逸な使い勝手を提供してくれるだけに、このような製作者の“熱い思い”が空回りしがちなのが気になるところだ。ともあれ、最近ではめっきり少なくなったトラックボール搭載製品として、トラックボール派はもちろんのこと、ひと味違う操作感のマウスを探しているユーザーは試す価値のある一品だ。
普段、アップルのMighty Mouseを使っている身としては、トラックボールのサイズがあまりにでかすぎる。また、机上で通常のマウスとしても使いづらいのが気になる。ただ、片手でグリップした際の握り心地は秀逸だ。次期モデルではあえてマウスの形にこだわらず、Wiiリモコンの用に形状から大胆に変わるのを期待したい。
「ごろ寝・THE MOVIE」には思わず見入ってしまった。前モデルから大幅な進化を遂げただけあって、ホールドスタイルでの使いやすさは抜群だ。利き腕を選ばないのもうれしい。ただ、長期間使用する際はトラックボールの掃除が気軽にできない点がネックになる。また、クリックホイールは横スクロール機能をサポートして欲しかったし、多少高価になってもワイヤレスモデルが欲しくなる。
主なスペックは下記の通りだ。
製品名 | ごろ寝 リターンズ(SGM2シリーズ) |
メーカー | シグマA・P・Oシステム販売 |
インタフェース | USB |
読み取り方式 | 光学式 |
カウント数 | 400・800/インチ(切り替え式) |
ケーブル長 | 約152センチ |
クリックボタン | 3ボタン5スイッチ(ホイール含む) |
外形寸法 | W58×D84×H64ミリ |
重量 | 約64グラム(ケーブル含む) |
対応OS | Windows Me/2000/XP/Vista、Mac OS X 10.2以降 |
付属品 | 簡易マニュアル |
カラーバリエーション | ブラック(BK)/ガンメタリック(GM)/シルバー(SV)/ホワイト(WH) |
実売価格 | 3500円前後 |
保証期間 | 6カ月 |
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