FMV-TEOは、リビングの大画面TVとHDMIで接続して利用することを想定したデスクトップPCだ。夏モデルは従来機と同様に2モデルの展開で、4月27日より発売される。ラインアップは3波デジタルTVチューナー搭載の「TEO50W/D」と、TVチューナー非搭載の「TEO30W」を用意。OSはいずれもVista Home Premiumを採用している。価格はオープン、実売予想価格はTEO50W/Dが18万円前後、TEO30Wが11万円前後だ。
いずれもマイナーチェンジモデルとなり、ボディやアーキテクチャの変更はない。リモコン操作でWebブラウズや映像コンテンツの視聴が行えるのも従来通りだ。基本スペックも春モデルとほとんど変わらないが、TEO30Wに関してはCPUがCeleron M 410(1.46GHz)から同430(1.73GHz)に、メモリ容量が512Mバイトから1Gバイトに強化され、上位モデルのみ搭載していたIEEE802.11a/g/bの無線LAN機能が追加された。
※春モデルのTEO30Uは発表時にメモリ容量が512Mバイトでしたが、1Gバイトに変更されています。(編集部追記)
TEO50W/Dには、TV視聴・録画ソフトのDigitalTVboxに「おすすめ番組」機能が追加された。この機能は録画予約された番組履歴からユーザーの好みを自動解析し、視聴傾向に合った番組をおすすめ順にリストアップするというものだ。ユーザーの視聴傾向の変化も自動的に学習するという。
そのほか、夏モデルではTVとの接続用に1.5メートルのHDMIケーブルが標準添付されるようになった。
FMV-TEOの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
FMV-TEO | TEO50W/D | セパレート型 | マイナーチェンジ | Core 2 Duo T5500(1.66GHz) | 1024MB | 400GB | Home Premium | 18万円前後 |
TEO30W | セパレート型 | マイナーチェンジ | Celeron M 430(1.73GHz) | 1024MB | 160GB | Home Premium | 11万円前後 | |
FMV-TEOの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
FMV-TEO | TEO50U/D | − | − | ATI Radeon Xpress 1250 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | 3波デジタル | 約6.4キロ |
TEO30W | − | − | ATI Radeon Xpress 1250 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約6.4キロ | |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.