先週木曜日に、arctic-coolingのCPUクーラー「Freezer 64 LP」が複数のショップに入荷した。価格は3000縁弱で、在庫は潤沢だ。
Freezer 64 LPは向かい合う側面に直径6センチのファンを搭載しており、左右から中心に向けて送風する仕組みを採用している。中央には3本のヒートパイプが挟まれており、CPUの熱を効率よく放散することができる。高さ65ミリと、最近のCPUクーラーとして背が低く「スリムケース向けに最適です。また、上部にファンがつくタイプより重心がソケットの近くになるので、マザーボードを傷めない特徴もあります」(高速電脳)とのこと。対応ソケットはSocket AM2/754/939/940だ。
また、今週にはギガバイトからグラフィックスカード用の冷却パーツが2点登場する。空冷タイプの「Cyclops」は、ファンの周りに楕円形を成すフィンが放射状に伸びているユニークな形状を採用。パッケージには「nVIDIA 8600 support」と書かれたシールが貼られている。某ショップからは「空冷もいいですが、ギガバイト製グラフィックスカードの特徴でもあるファンレスクーラーを単体で売って欲しいですよね」との声も聞かれた。
ギガバイト製では単体で販売される初のVGA用ブロックとなる、水冷キットオプションの「Blue eye」も同じタイミングで登場する予定だ。1スロットのみを占有するスリムな形状で、SLIやCrossFireなどで、グラフィックスカードを併行して並べた場合も使える。こちらも「nVIDIA 8600 support」のシールが貼られている。
T-ZONE.PC DIY SHOPは「夏にかけて冷却パーツが売れる季節になりました。ゴールデンウィーク前にも、ユニークな商品が多数登場するでしょう」と話していた。
製品名: | arctic-cooling「Freezer 64 LP」 |
入荷ショップ | |
ドスパラ秋葉原本店 | 2580円 |
高速電脳 | 2880円 |
TSUKUMO eX. | 2880円 |
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