Vistaの発売を振り返るマイクロソフト中長期的な展望は明るい(2/2 ページ)

» 2007年04月23日 19時30分 公開
[前橋豪,ITmedia]
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プレミアムエディションを一般ユーザーに普及させる新施策

 今後の展開としては、パートナー企業のサービス拡充とプレミアムエディション搭載PCの増強が説明された。国内PCメーカーが発表した2007年夏モデルのうち85%がプレミアムエディションであり、Vistaリリース時より15%アップしたという。ちなみにVista搭載PCでは、メモリ容量などのスペックアップが生じたこともあり、XP搭載PCと比較して1万5000円ほど平均単価が上昇している。

 Vistaの新施策に関しては、Vista Ultimate Extra(Vista Ultimateだけの拡張機能)として、HD画質の動画壁紙「DreamScene日本語版」を近日公開する予定だ。また、全国200店舗でのVista活用提案展示や、Vista対応パートナー製品の購入資金10万円が毎月抽選3名に贈られる「ロゴでGET!キャンペーン」を行うほか、同社がVistaとともに推奨するデジタルライフスタイルを紹介する「プレミアムデジタルライフBOOK」、互換性情報を集めた「安心乗り換えガイドCD/ブックレット」、Vistaへのアップグレードを解説する「アップグレード徹底ガイド」の店頭配布といったプロモーションを実施する。

WPFを生かしたWebサイトやWindows Media Player 11関連サービスを展開するパートナー(写真=左)。Vistaの導入、設計支援、コンサルティングパートナー(写真=中央)。2007年夏モデルでは、プレミアムエディションがさらに増加した(写真=右)

プレミアムエディションによるPC活用提案を店頭とWebサイトで連動して実施(写真=左)。Vista対応パートナー製品の購入資金10万円が抽選で当たる「ロゴでGET!キャンペーン」は6月30日まで実施中(写真=中央)。Vistaの認知と普及のための新施策(写真=右)

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