Macにも対応した“業界初”の内部統制ツール

» 2007年05月09日 21時00分 公開
[ITmedia]
コンテンツウォッチャー・スマート構成イメージ

 インテリジェントワークスは5月9日、PC操作ログ監視ツール「コンテンツウォッチャー・スマート」を5月下旬よりリリースすると発表した。

 同製品は、クライアントPCの操作をリアルタイムに抽出し、各PCのアプリケーション動作からプリンター出力などのデバイス監視まで、さまざまなログを収集・解析する内部統制ツール。分かりやすいGUIで社内のセキュリティ環境を一目で把握できるほか、情報漏洩を防止するためのアラート機能や情報漏洩後に犯人を追跡するトレース機能を備える。

 このほか、WinnyなどのP2Pアプリケーションの自動削除や、不正なPCによるファイル操作の検知、USBメモリーや外付け記録型ドライブなどによる情報持ち出しの監視、スクリーンショットによる不正操作の証跡化など、さまざまな機能を搭載。さらに、社内PCのアプリケーションインストール情報やフォント情報などを自動的にリスト化し、IT資産管理ツールとしても活用できる。

ファイル操作だけでなく、アプリケーションの起動やデバイスの取り外しまで、クライアントPCの稼動ログを取得できる。グラフィカルインタフェースを採用しており、状況を一目で把握できるのも特徴だ

 販売形態は、データ収集用サーバーにインストールするサーバーアプリケーションと、クライアントごとにインストールするクライアントアプリケーションをセットにしたライセンス販売で、価格は管理サーバーライセンスが150万円前後、クライアントライセンスが1万9800円/1クライアントとなっている。

 対応OSは、Windows XP/Windows 2000/Windows NT/Windows Me/98SE、およびMac OS 9以降/Mac OS X。同社によると、Macintoshクライアントに対応したログ収集ツールは業界で初めて。インテリジェントワークスは、同製品によりMacintoshを利用する上場企業やプライバシーマーク取得企業はより強固なセキュリティレベルを保つことが可能になるとしている。

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