「ウチは静止画に強い。そして動画にも強くなった」――ナナオのモニター体験イベント古田雄介のアキバPickUP!(1/2 ページ)

» 2007年05月27日 12時39分 公開
[古田雄介,ITmedia]

 5月23日に発表された、FlexScan初のAV入力端子付きモデル「HD2451W」と「HD2441W」の体験イベントが、26日と27日の2日間、カフェソラーレリナックスカフェ秋葉原店で開かれた。初日は午前中から、熱心なユーザーが会場に詰めかけ、用意されたデモ機を見入っていた。

 HD2451WとHD2441Wは、アナログVGAとDVI-I端子に加え、2基のHDMI入力端子を搭載する24.1型ワイド液晶。1920×1200ドットのフルハイビジョン対応パネルを採用し、FORIS.TVで培った映像表示技術が組み込まれている。PCだけでなく、HDDレコーダーやゲーム機などを接続して、マルチ用途でフルHD出力を活用できるのが特徴だ(詳細レビュー)。

 会場には、PCとPS3で3Dゲームが体験できるコーナーのほか、デジタルテレビチューナーやBDレコーダー、HDカメラからの映像出力をチェックできるコーナーが設けられており、新しいFlexScanの魅力が漏れなく堪能できるようになっていた。

会場内の様子(写真=左/中央)。カウンター席には、直販サイト「EIZO Direct」専用のモデルも並んでいた(写真=右)

多くのユーザーが美しさに惹かれるも、厳しい意見もアリ

ゲームコーナーには、PCゲームとPS3タイプの2種類が置かれていた。セットで添えられていたBOSE製スピーカーに注目するユーザーも

 ユーザーの関心を最も集めていたのは、ゲームコーナーだった。複数の来場者に感想を尋ねたところ、「フルハイビジョンのきめ細かさがよく出ている」「もっさり感がなく、発色が美しい」など、おおむね好意的なコメントが返ってきた。

 レーシングゲームをプレイしながら、液晶の出来をチェックしていたある男性も「画面の美しさは申し分ないですね。応答速度も十分で、画面の展開が速いシューティングゲームでも問題なさそう」と褒める。ただ、「自分の机に置くには大きすぎます。20型ワイド程度の大きさが理想」と、注文も付けられていた。

HDカムから出力した映像もチェック

 また、全コーナーをくまなくチェックしていた別の男性は、前モデル「S2411W」と比較して「地デジ番組を表示する際、以前のモデルはドット感が強く、画面がギラギラし過ぎていました。新モデルでは解消されたようなので、良かったです。ただ、ゲーム画面ではまだギラギラしている。もっと滑らかさがあれば最高でしたね」と、新モデルをやや厳しめに評価していた。

 これらの意見に触れ、ナナオのスタッフは「ヘビーユーザーが集まるアキバで開催する意義がありました。的を射た厳しいコメントをたくさん頂けるのもアキバならではでしょう。とことんこだわってディスプレイを選ぶ人たちに、たっぷりと体感してほしいです」と答えていた。

カフェの奥には、HDMIケーブルで地デジチューナーやBDレコーダーと接続したデモ機が並んでいた
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