今週は2種類のワンセグチューナーが話題を集めていた。
木曜日、TSUKUMO eX.に入荷したアイ・オー・データ機器の「SEG CLIP(GV-SC200)」は、受信回路を最適化し、ブースター回路を搭載したシリーズの最新モデル。ソフトは初期モデルを継承しているが、全長3メートルの外部アンテナやF型コネクタ変換ケーブルなど、新たに付属品を増やしている。価格は9980円で、在庫は少数だ。
TSUKUMO eX.は「初期モデルでも抜群に感度が良いので、新モデルなら業界最高クラスは間違いないでしょう」と話す。
以前から注目されていた、ワンセグ&デジタルラジオ対応チューナー「MonsterTV 1DR」は水曜日から各ショップに店頭に並んでいる。価格は1万2000円前後で、在庫は潤沢だ。ひとつのソフトでワンセグとデジタルラジオ放送の視聴と録画に対応しており、iEPGでの録画予約もサポートする。接続はUSB 2.0。
T-ZONE.PC DIY SHOPは「ブームが去ってから、ワンセグチューナーは勝ち組と負け組がはっきりしてきました。MonsterTV 1DRは間違いなく勝ち組の側。機能で差が出しにくくなっている現状で、デジタルラジオに注目したのは大きなアドバンテージになりましたね。多少高いですが、売れると思います」と話す。
なお、デジタルラジオの対応エリアは、現時点でワンセグ放送よりも狭い。東京23区を中心にした首都圏の一部と、大阪市を中心にした関西の都心エリアのみとなっている。
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