フルHD対応+Blu-rayで極上の映像体験を――写真で見る「Inspiron 1720」

» 2007年06月28日 15時41分 公開
[後藤治,ITmedia]

 既報の通り、デルのコンシューマー向けPCブランドが統合されたことにともない、Inspironシリーズには新たに3つのノートPCがラインアップされた。

 いずれもSanta Rosa世代のアーキテクチャに一新されたのが最大のトピックだが、今回のフルモデルチェンジはスペック表では分からない部分も多い。ここでは17インチワイド液晶を搭載した新生Inspironの最上位モデル「Inspiron 1720」のフォトレビューをお届けする。

17インチワイドの広い画面と、Inspiron初の10キー付きキーボード

17インチワイドの液晶ディスプレイは、1920×1200ドット表示のフルHD対応パネルが用意されている。このWUXGAを選ぶと自動的にパネル表面に光沢処理を施したTrueLife液晶になるが、1440×900の解像度なら光沢と非光沢を選択できる(写真=左)。キーボードはInspironシリーズ(のノートPC)で初めて10キー付きのキーボードが採用された。このため、ホームポジションにあわせてタッチパッドの位置が左に移動している。本体サイズの横幅をいっぱいに生かして、無理なくタイピングできるキーレイアウトだ。キーボード奥にはOSを起動せずにマルチメディアファイルの再生が行えるメディアダイレクトボタンを配置している(写真=右)

今回発表されたノートPCに共通する特徴として、液晶の上部に200万画素のWebカメラを内蔵したのもトピックだ。BTOオプションから内蔵カメラの有無を選択できるが、天板の基本色になっているブラックとホワイト以外の6色を選ぶと、必ずWebカメラが内蔵される(写真=左)。赤外線リモコンは標準で付属し、10フィートUIのDell MediaDirectの操作に対応する(写真=右)。光学式マウスはBTOオプションだ

HDDやメモリ、無線LANモジュール、Intel Turbo Memory(8月販売予定)などの主要なパーツは本体底面に格納されており、アクセスしやすい。HDDは2.5インチのSerial ATAドライブを2基搭載する余地を残しているものの、現時点では1基のみしか利用できず、160Gバイト×2や250Gバイト×2といった構成は選択できない。なお、評価機にはSAMUSUNG製の「HM160JI」(160Gバイト/5400rpm)が搭載されていた

本体前面には、メディアファイルの再生/停止/早送り/巻き戻し/音量調節が可能なメディア操作ボタンが配置されている(写真=左)。背面にはバッテリを挟むかたちで両端に3基のUSB 2.0とS-Video出力、モデムが並ぶ(写真=右)。外装がマグネシウム合金製になり、従来のモデルと比較して質感が高い

左側面に無線LANスイッチとExpressCardスロット(写真=左)、右側面にはヘッドフォン、マイク、光学ドライブ、メディアスロット、IEEE1394、アナログRGB、有線LANが搭載される(写真=右)。本体内部の熱は、左側面のスリットから排気される

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