富士通の「FMV-BIBLO LOOX U」は、6月末に同社直販サイト「WEBMART」の限定モデルとして発売され、人気を博した超小型ノートPCだ。この秋は1回目のモデルチェンジを果たし、9月6日より待望の店頭販売が開始される。
従来のFMV-BIBLO LOOX Uは、先行して発表された企業向けの「FMV-U8240」とほとんどの仕様を共通化していたが、新モデルとなる「U50X/V」は個人向けPCにふさわしい仕様変更がなされた。具体的には、新たにワンセグチューナーを内蔵し、OSはWindows XP Professional(SP2)からWindows Vista Home Premiumに変更、そして2色のカラーバリエーションを用意している(直販モデルを含めると4色)。
基本スペックに関しては、HDD容量を30Gバイトから40Gバイトに増強した以外に変更はない。UMPC向けプラットフォーム「Intel Ultra Mobile Platform 2007」に準拠し、CPUはIntel A110(800MHz)を、チップセットはグラフィックス機能統合型のIntel 945GU Expressを引き続き搭載している。1Gバイトのメモリ容量(増設不可)やLEDバックライトを備えたタッチパネル式の5.6インチワイド液晶ディスプレイ(1024×600ドット)も同様だ。
主な仕様はこちらのニュース記事を参照いただくとして、ここではU50X/Vを写真とともに解説しよう。なお、今回入手した機材は試作機のため、実際の製品とは仕様が異なる場合があることをあらかじめお断りしておく。
LOOX UがVista+ワンセグ+2色カラバリで店頭に登場――富士通FMVシリーズ
人気のUMPCがワンセグ/Vista搭載で店頭に登場――「FMV-BIBLO LOOX U」
超低電圧版Core 2 Duoを採用したモバイル2スピンドル機――「FMV-BIBLO LOOX T」
14.1インチワイド液晶を詰め込んだ大画面モバイルノート――「FMV-BIBLO MG」
地デジ対応ノートの普及を狙う主力機――「FMV-BIBLO NF」
Santa Rosa化でハイエンド仕様を追求――「FMV-BIBLO NX」
デジタル放送をBlu-ray Discへムーブ可能なリビングPC――「FMV-TEO」
売れ筋の一体型PCに低価格な地デジモデルを追加――「FMV-DESKPOWER LX」
14万円で買える液晶一体型Home Premiumモデル――「FMV-DESKPOWER EK」
液晶ディスプレイを大型化したセパレート型デスクトップPC――「FMV-DESKPOWER CE」
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