インテルとAMDが年末商戦に向けて布陣した11月5分で分かった気になる、11月のアキバ事情(4/4 ページ)

» 2007年12月04日 16時45分 公開
[古田雄介,ITmedia]
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BDドライブが徐々に浸透。ただし、本格的な普及は3万円以下になってから?

 11月第2週にLG電子の光学ドライブ「GGW-H20N」が登場した。DVDスーパーマルチの機能にBlu-ray Disc書き込みと再生、HD DVDの再生が加わった次世代DVDハイブリッドドライブで、インタフェースにSerial ATAを採用している。価格は5万円台前半。

 これと同時期にパナソニックのBlu-ray Discドライブ「LF-PB271JD」も登場。パナソニック製としては初のSerial ATA接続タイプで、BD-Rへの書き込み速度が最大4倍速になる。価格は5万円台前半だ。

 BD書き込み機能を備えたドライブが5万円前後まで値下がりしたことで、「ようやく次世代DVDに興味を持つ人が増えてきたみたい。でも、まだブレイクには至ってないね。一般に浸透するラインは3万円だと思う。ただ、そうなるにはあと1年以上待たないといけないかも」(某ショップ)と語る。

 そんな中で、11月に最も堅調に売れた光学ドライブは、第4週に登場したパイオニアの「DVR-A15J」だった。DVD±Rに最大20倍速で書き込めるIDE接続のDVDスーパーマルチドライブで、静音性が向上したほか、LabelFlashへの書き込みにも対応している。

 DVR-A15Jの価格は1万円弱で、同等のドライブを採用したバルク品も6000円前後で出回っている。「まだまだ現実的にはDVDスーパーマルチを購入する人がほとんどです。のきなみ安くなっている現状で、購入の決め手になるのはやはりブランド。パイオニアだから買うという人は多いですね」(クレバリー1号店)という。

LG電子「GGW-H20N」(写真=左)。パナソニック「LF-PB271JD」(写真=中央)。パイオニア「DVR-A15J」(写真=右)

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