インテルブースの主役は、基調講演で“紹介”だけにとどまった超小型PC向けプラットフォーム「Menlow」だった。それこそ、2008 International CESに合わせて発表された45ナノメートルプロセスルールを導入した「モバイルPenryn」による「SantaRosa Refresh」採用ノートPCを押しのけるほどの“人気”だ。
インテルのブースには、Menlowを搭載した実働サンプルが多数展示され、実際に手にしてその大きさや重さ、処理速度を体感できるようになっていた。ほとんどのサンプルで重さやバッテリー駆動時間、出荷時期や価格などの詳細な情報は「口止め」されていたが、ここでは、製品の外観や実装しているインタフェース、デバイスマネージャーで確認できた内部の構成などを紹介する。
2008 International CESの展示会場で多数登場していたMenlowマシンのなかでも、最も注目され、また、その内容が最も明らかになっているのが、Intelの基調講演でポール・オッテリーニ氏が手にしていた東芝のサンプルだ。Intelのブースと東芝のブースで展示されており、どちらも実際に操作することができただけでなく、東芝のブースでは分解したパーツも見ることができた。
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