「SuperXP Utilities Pro 6」でもっさりVistaマシンを快適に(1/2 ページ)

最近購入したVista搭載PC。まだ新しいのに「なんだか動作が遅いなあ」と感じたことがあるなら、まず試してみたいのがインターコムの総合快適化ツール「SuperXP Utilities Pro 6」だ。

» 2008年02月01日 10時00分 公開
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PCの動作が重い、と感じたら

SuperXP Utilities Pro 6

 Windows Vistaの発売から約1年が経過した。そのときPCを購入した人は、いろいろと不満点が出てくるころだろう。特に「PCの動作が重い」と感じている人は少なくないはずだ。多くのアプリケーションをインストールし、日々Webサイトを閲覧してさまざまなドキュメントやファイルを作成していると、PCの動作は次第に遅くなり、普段の処理も待たされる感じが強くなっていく。

 インターコムの総合快適化ツール「SuperXP Utilities Pro 6」(以下、Utilities Pro 6)はそういった悩みを抱えるユーザーを広くサポートするソフトウェアだ。製品名に「XP」の文字が入っているが、2000やVistaにも完全対応しており、まだ1年しか経っていない“最新Vistaモデル”が遅い、と感じている人にはうってつけの製品と言える。その機能は多岐に渡るが、大きく分けて「パソコンを速くする」「パソコンを安心して使う」「パソコンのむだをなくす」という3つに分類される。

パソコンを速くする、キレイにする

SuperXP Utilities Pro 6のメイン画面。右下にCPUとHDDの温度が表示される。HDDが複数ある場合はクリックで切り替わる

 最新モデルを購入した当時の軽快な動きは、PCを利用し続けるにつれ、次第に失われていく。「買ったときは速いと思ってたんだけど、すぐに慣れちゃって最近では遅いと感じるようになっちゃったよ」という人もいるが、実は本当に遅くなっていることがほとんどだ。

 PCの動作が遅くなる原因はいくつかある。1つは不要なファイルによる負荷の増加だ。不要なファイルが単にディスクの肥やしになっているだけならばまだよいが、多くのファイルを扱うことは、それだけファイルシステムをハンドルする際にメモリを消費する。

 また、デスクトップ検索やウイルススキャンなど、ディスクを縦断的にスキャンするようなプロセスにとっては、その分処理が増えてしまう。さらに、不要なファイルがあればその分だけ、ディスク上に連続する空き領域の確保が難しくなり、結果として1つのファイルがいくつにも分割した形で記録されることになる。これはフラグメンテーション(断片化)と呼ばれる状態で、一括して読み込みができなくなるだけでなく、HDDの高速化に役立つキャッシュの効果も低下させてしまう。

 そのほか、レジストリの肥大化も速度低下の原因となる。レジストリとはOSやプログラムの挙動を制御したり、さまざまな設定を一元的に保存するための簡易データベースだが、アプリケーションのインストール/アンインストールや実行などによって頻繁に変更、追加、削除が行われる。その結果、使用期間が長くなればなるほど、レジストリそのものの肥大化や無効なエントリによる速度低下が生じやすくなる。レジストリはOSをはじめ、ほとんどのアプリケーションやサービスでも使用されるため、レジストリアクセスの低下は、ほぼすべてのパフォーマンス低下につながるのだ。

 Utilities Pro 6の主要機能である「ワンクリック全自動クリーナー」はこのような問題をワンクリックで解決する。具体的には、テンポラリ(一時ファイル)と不要ファイル、不要なショートカット、インターネット不要ファイル、最近使用したファイルの履歴、無効レジストリ、ごみ箱の中身といった負荷の軽減に効果的なファイルを検索し、削除する。ユーザの利便性とのトレードオフになるため、初期状態ではオフになっているが、インターネットCookieの削除もワンクリックだ。

全自動クリーナー画面。初期状態では「インターネット Cookieの削除」は除外されている(画面=左)。スキャンの結果、1万3000弱の削除可能なファイルが検出された。削除すれば4Gバイト以上の空き領域が確保できる計算だ(画面=中央)。ワンクリック全自動クリーナーで実際に処理される内容は設定で変更できる(画面=右)

 これらの「不要な」ファイルは使用時間とともに蓄積していくもの。つねにキレイな状態で使用するためには定期的な実行が必要だ。クリーナースケジュールでは日・週・月単位の定期的な実行のほか、システム起動直後やシャットダウン直前などに自動的に実行することもできる。特にシャットダウン直前に設定した場合は時間がかかる処理であっても気にせずに、PCの前から離れられるので便利だ。使い終わったらキレイにしてからシャットダウン、という流れは、時間をムダにしたくない人に重宝する。

 クリーニングを行う項目を細かく指定したい人にはそれぞれの項目別に、さらに細かく設定することができる「クリーナープラス」が用意されている。だが、こういったツールを使った処理では「本当に削除してしまって大丈夫なのか」という不安を感じる人もいるかもしれない。Utilities Pro 6ではごみ箱を空にする、などの一部の処理を除いてアンドゥ(元に戻す)が有効になっている。問題が発覚したときに簡単に戻すことができるため、安心して削除できる。

クリーナースケジュールの「シャットダウン直前」は専用の「電源を切る」ショートカットで実現する(画面=左)。クリーナープラスでは細かい処理の指定が可能。削除候補のレジストリエントリとその理由が表示され、個別に処理できる(画面=中央)。最近使ったファイル履歴をアプリケーションごとに削除する(画面=右)

 そのほか、OSの設定の変更でもパフォーマンスは変化する。視覚的な効果やユーザーの操作を補助するような機能は、使い勝手のメリットよりもパフォーマンス低下のほうが大きい場合もある。

 もちろん、OSの設定を自分で細かく調整していくことは可能だが、Utilities Pro 6の優れているところは、これらの設定可能な項目のうち、パフォーマンスに影響を与えるものを一括して推奨値に変更できるところだ。その中には当然レジストリを直接変更することでしか設定できない項目も含まれている。レジストリの編集は、雑誌やWebサイトで紹介される場合、「ただし個人の責任で」と書かれることがあるように、リスクの大きい操作でもある。一方、Utilities Pro 6を使えば、これを安心して行えるわけだ。

レジストリのクリーニング設定では検索対象項目を指定する。もちろん、初期状態では安全かつ効果の高い項目が自動選択されているので、よく分からなければそのまま使用すればよい(画面=左)。レジストリの再構成は不要なエントリを削除するのではなく、キレイに構成しなおすもの。パフォーマンスの向上が期待できるのだ(画面=中央)。インターネットのクリーニングはブラウザごとや項目ごとに設定する(画面=右)

システムの最適化は、Vistaで6カテゴリ、XPでは5カテゴリから実行する。さらにカスタマイズを選択すると、Vistaで全39項目、XPで全58項目におよぶ最適化を個別に指定可能だ

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提供:株式会社インターコム
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年2月14日