「ThinkPad X300」は、1440×900ドット表示の13.3インチワイド液晶ディスプレイを備えたThinkPadシリーズの新鋭。Tシリーズの高機能とXシリーズの携帯性を両立させるべく投入したレノボの意欲作だ。製品ラインアップは、メインメモリの容量(1Gバイト/2Gバイト)と保証期間(1年/3年)で差異化した3モデルが用意され、価格は34万6500円〜36万5400円となっている(税込み)。プリインストールOSはWindows Vista Businessだ。
CPUにCore 2 Duo SL7100(1.2GHz)、チップセットにグラフィックス機能統合型のIntel GS965 Express、ストレージにSerial ATA接続の64GバイトSSDを採用しており、光学ドライブを搭載した構成ながら、重量は約1.42キロと軽い。また、ボディの堅牢性を確保しつつ、厚さを18.6〜23.4ミリに抑えており、従来の「少し厚くて重いが、頑丈で使いやすい」といったThinkPadのイメージを覆す「薄さと軽さ」にもこだわった製品となっている。今回は、ThinkPad X300の試作機を写真とともに紹介しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.