なんだかんだで主役になるASUSTeK――“P45の本命”「P5Q」シリーズが登場古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2008年06月16日 11時52分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

目立つ「忍者」と、漆黒のサーマルライトクーラー

 ようやく蒸し暑くなってきたこの時期は、強力なCPUクーラーが投入されるタイミングでもある。6月はサイズのタワー型CPUクーラー「NINJA 2」と、サーマルライトの「TRue Black 120」が、店頭を賑わせてきた。価格はそれぞれ4000円強と1万円弱。NINJA 2は潤沢に出回っているものの、TRue Black 120はすでに売り切れるショップが出始めている。

 NINJA 2は、6本のヒートパイプを採用した「NINJA」シリーズの最新モデルで、従来モデルよりも冷却性能が向上しているという。「従来品どおりにファンレスでも使えますが、低消費電力版以外のCPUなら、付属の12センチファンを使ったほうが安全」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのこと。対応ソケットは、LGA 775とSocket AM2/939/754/478など。

サイズ「NINJA 2」。本体のみの高さは152ミリで、重さは705グラムとなる

 TRue Black 120は、昨年5月に登場した「Ultra-120 eXtreme」をベースに、フィンを黒く塗装し、前後に計2基の12センチファンが搭載できるように改良している。対応ソケットは、LGA 775とSocket AM2だ。

 TRue Black 120が好調に売れる理由について、ツートップ秋葉原本店は「サーマルライトは再入荷のめどが立ちづらいことでも知られているので、入荷したらすぐに購入する人が多い。そのため、すぐに店頭から消えてしまいます。どちらかといえば、TRue Black 120のほうが“忍者”っぽいですよね。NINJA 2はマシン内でもとても目立って、全然忍びません」とコメントした。

サーマルライト「TRue Black 120」。本体の高さは160.5ミリで、重さは790グラム(写真=左/中央)。Ultra-120 eXtreme(右)との比較。本体の形状は変わらないが、ファンを固定するスリットが増えている(写真=右)

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