東芝は6月23日、地デジチューナーを搭載した「Qosmio」シリーズの上位モデル「G50/98G」および「G50/97G」の2モデルを発表、7月下旬より発売する。実売価格はG50/98Gが33万円台半ば、G50/97Gが29万円台半ばになる見込みだ。
Qosmio G50は東芝ノートPCのフラッグシップモデルで、ハイビジョンコンテンツと親和性の高いアスペクト比16:9の18.4インチワイド液晶を搭載しているのが特徴。CPUとチップセットには“インテルの次世代プラットフォーム”を採用する。ボディデザインも一新され、同社が夏モデルから積極的に採用しているデザイン技術「成型同時加飾転写工法」(IMR)を取り入れた光沢感のある質感となっている。また、大画面ワイド液晶にあわせて、キーボードが10キー付きの109キーボードに変更されたのも目を引く。なお、本体のサイズは従来のQosmio G40と比べて、奥行きと横幅で11〜12ミリほど大きくなった。
CPUとチップセット以外の基本スペックは、G50/98Gがメモリ2Gバイト(1GバイトのPC2-6400モジュール×2)、500GバイトHDD(Serial ATA 250Gバイト×2)、DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R DL、Label flash対応)、グラフィックス機能としてGeForce 9600M GTを搭載している。このほか、IEEE802.11b/g/n(ドラフト2.0)準拠の無線LAN、130万画素カメラ、指紋センサも備える。
TV機能は新開発の「Spurs Engine」により、処理性能と機能を大幅に強化したほか、付属のQosmioリモコンや地デジ用室内アンテナも改良された。
インタフェースは、SD/SDHC/xD/MMC/MS Pro対応のメディアスロットと、ExpressCardスロット、USB 2.0×3、IEEE1394(4ピン)×1、SATA/USB 2.0×1、光デジタル音声出力/ヘッドフォン出力/ライン出力×1、マイク入力/ライン入力×1、アナログRGB×1、HDMI出力×1、ギガビットLAN×1、アンテナ入力×1。
バッテリー駆動時間は約4時間。本体サイズは452.3(幅)×311(奥行き)×48.3(高さ)ミリ、重量は約4.9キロ(G50/98G)/4.8キロ(G50/97G)。搭載OSはWindows Home Premium(SP1)で、オフィススイートとしてMicrosoft Office Personal 2007 with Microsoft Office PowerPoint 2007を付属する。
Qosmio G50の概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Qosmio G50 | G50/98G | 2スピンドル | フルモデルチェンジ | 次世代Intel Core 2 Duo | 2GB(1GB×2) | 500GB(250GB×2) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 33万円台半ば |
G50/97G | 2スピンドル | フルモデルチェンジ | 次世代Intel Core 2 Duo | 2GB(1GB×2) | 250GB | Windows Vista Home Premium(SP1) | 29万円台半ば | |
Qosmio G50の概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
Qosmio G50 | G50/98G | 18.4インチワイド | 1920×1080ドット | 次世代Intelチップセット | DVDスーパーマルチ | GeForce 9600M GT | 地デジ×2 | 4.9キロ |
G50/97G | 18.4インチワイド | 1920×1080ドット | 次世代Intelチップセット | DVDスーパーマルチ | GeForce 9600M GT | 地デジ×2 | 4.8キロ | |
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