東芝の2スピンドルコンパクトノート「dynabook CX」は、夏モデルと同じ3モデルがラインアップされる。2008年秋冬モデルでは、従来のボディデザインを踏襲しつつ、Intel GM45 Express/GL40 Expressベースのプラットフォームに刷新し、基本性能を向上した。
最上位の「CX/48G」とミドルレンジの「CX/47G」は、CPUにCore 2 Duo P8400(2.26GHz)を、下位の「CX/45G」はCeleron 575(2GHz)を採用。メモリ容量は2Gバイトと変わらないが、クロックを800MHzに引き上げたPC2-6400モジュールを搭載する。また、HDD容量は160Gバイトから250Gバイトに強化された。グラフィックス機能は、統合チップセット内蔵コアを利用する仕様で、従来のGMA X3100からGMA 4500MHDとなった。このほか、無線LAN機能も、AXシリーズやTXシリーズと同様に、IEEE802.11nをサポートした。
液晶ディスプレイのサイズは13.3型ワイド(1280×800ドット表示)で共通だが、最上位の「CX/48G」は、省電力タイプのLEDバックライト液晶が採用される。また、本体サイズも314ミリ(幅)×229(奥行き)ミリとフットプリントは同じだが、「CX/48G」の厚さは最薄部が25.4ミリと薄く(最厚部は35ミリで同じ)、重量も1.9キロと下位2モデルに比べて200グラム軽い。
インタフェースは、FeliCaポート、PCカードスロット、SD/SDHC/xD/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロット、USB 2.0×3、eSATA(USB 2.0×1と共用)、IEEE1394、HDMI出力などを装備。バッテリー駆動時間は「CX/48G」が約4.1時間、「CX/47G」が3.4時間、「CX/45G」が約2.5時間となっている。
OSはWindows Vista Home Premium(SP1)。オフィススイートにMicrosoft Office Personal 2007(SP1)とPowerPoint 2007(SP1)がプリインストールされる。実売予想価格は「CX/48G」が20万円台半ば、「CX/47G」が19万円台半ば、「CX/45G」が17万円前後で、発売日は8月下旬を予定している。
dynabook CXシリーズの概要(その1) | ||||||||
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dynabook CX | CX/45G | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Celeron 575(2GHz) | 2048MB | 250GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 17万円前後 |
CX/47G | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo P8400(2.26GHz) | 2048MB | 250GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 19万円台半ば | |
CX/48G | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo P8400(2.26GHz) | 2048MB | 250GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 20万円台半ば | |
dynabook CXシリーズの概要(その2) | ||||||||
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dynabook CX | CX/45G | 13.3型ワイド | 1280×800ドット | Intel GL40 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 | 約2.1キロ |
CX/47G | 13.3型ワイド | 1280×800ドット | Intel GM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 | 約2.1キロ | |
CX/48G | 13.3型ワイド | 1280×800ドット | Intel GM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 | 約1.9キロ | |
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