東芝が8月20日に発表したノートPC秋冬モデルには、バリュー価格帯をになうdynabook AXシリーズの下に「dynabook PX」が追加されている。実売価格は、上位の「PX/62G」が15万円台半ば、下位の「PX/51G」が12万円台半ばで、8月下旬より発売される。
基本スペックは、PX/62GがCore 2 Duo T8100(2.1GHz)とIntel GM965 Expressを組み合わせたシステムに、2Gバイトメモリ(PC2-5300)と160GバイトのHDDを搭載。一方、下位のPX/51Gは、Celeron 560(2.16GHz)とIntel GL960 Expressの構成で、1Gバイトのメモリと160GバイトのHDDを搭載する。ともに光学ドライブとして2層記録対応のDVDスーパーマルチドライブを装備し、1280×800ドット表示に対応した15.4型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する。
インタフェースは、SD/SDHC/xD/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロット、PCカードスロット、USB 2.0×3、アナログRGBなどを装備するが、ほかのdynabookシリーズと異なり、IEEE1394やHDMI出力、eSATAポートなどは搭載していない。また、無線LAN機能もIEEE802.11b/gとなっている。
本体サイズは362(幅)×267(奥行き)×33〜37.7(高さ)ミリ、重さ2.5キロ。バッテリーで約1.3時間(PX/62G)/約0.9時間(PX/51G)の駆動が行える。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)。オフィススイートとしてMicrosoft Office Personal 2007(SP1)がプリインストールされる。
dynabook PXシリーズの概要(その1) | ||||||||
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dynabook PX | PX/51G | 2スピンドル | 新モデル | Celeron 560(2.13GHz) | 1024MB | 160GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 12万円台半ば |
PX/62G | 2スピンドル | 新モデル | Core 2 Duo T8100(2.1GHz) | 2048MB | 160GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 15万円台半ば | |
dynabook PXシリーズの概要(その2) | ||||||||
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dynabook PX | PX/51G | 15.4型ワイド | 1280×800ドット | Intel GM960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | Microsoft Office Personal 2007(SP1) | 約2.5キロ |
PX/62G | 15.4型ワイド | 1280×800ドット | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | Microsoft Office Personal 2007(SP1) | 約2.5キロ | |
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