今あえてNECが放つ硬派なマイクロタワー「VALUESTAR GタイプM」「タイプR Luiモデル」 (1/2 ページ)

NECはこの秋冬モデルでマイクロタワーPCを投入しているが、直販サイトのNEC Directに用意されたモデル「VALUESTAR GタイプM」および同マシンをベースに「PCオンデマンド機能(遠隔操作機能)」も付加した「タイプR Luiモデル」なら、さらに高性能かつ高機能なモデルを選択できる。さっそくその実力を見ていこう。

» 2008年09月19日 18時00分 公開
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性能と拡張性を重視したマイクロタワー型パソコン

マイクロタワー型の筐体を採用した「VALUESTAR GタイプM」および「VALUESTAR GタイプR Luiモデル マイクロタワー」

 NECが2008年の秋冬モデルとして投入した「VALUESTAR G タイプM」は、デザイン性を追求した昨今のメーカー製PCとは対照的に、いわば“質実剛健”なマイクロタワー型の筐体を採用したデスクトップPCだ。店頭向けモデルとして、同じボディを採用した「VALUESTAR M」も存在するが、「NEC Direct」の専売モデルであるVALUESTAR G タイプMは最新クアッドコアCPUを選択できるため、さらにワンランク高いパフォーマンスを実現できる。

 また、同筐体でさらに付加価値としてPCオンデマンド機能(=遠隔操作機能)を備えた「VALUESTAR G タイプR Luiモデル マイクロタワー」も同時に発表・投入されており、自宅の高性能なPCでより新しいPCライフを楽しみたいと考える高リテラシーユーザーには要注目の製品だ

高い拡張性と自由度の高いBTOが魅力のマイクロタワーモデル

 マイクロタワーのVALUESTAR G タイプM、およびタイプR Luiモデル マイクロタワーは、液晶一体型PCやスリムデスクトップが主流のメーカー製PCの中では、今やめずらしい部類に入るだろう。黒とグレーでカラーリングされた175(幅)×409(奥行き)×369(高さ)ミリのケースには、2つの5インチベイと4つのHDD専用ベイを搭載し、さらに計4つの拡張スロットを備える(タイプR Luiモデル マイクロタワーの場合、グラフィックスカードとPCリモーターサーバーボードでPCI Express x16スロットとPCIスロットが1つずつ占有済み。残りのPCI-Express 1xスロットとPCIスロットを利用できる。また、タイプMの場合は、選択した仕様により空きスロット数は異なる)。デザイン性よりもむしろPCとしての性能と拡張性に軸足を置く姿は、いかにも“硬派”という印象を受ける。

本体前面/背面/右側面。筐体内部の空間は広く、ネジ1本で固定されたサイドパネルを外せば、ほとんどの主要パーツにアクセスできる。マイクロタワーサイズながらHDD専用の3.5インチシャドウベイが4基用意されている

 拡張性の高いマイクロタワーモデルならではの豊富なBTOメニューも魅力の1つだ。選択可能なCPUは、Celeron 440(2GHz)、デュアルコアのPentium Dual Core E2200(2.2GHz)とCore 2 Duo E7200(2.53GHz)に加えて、クアッドコアのCore 2 Quad Q9400(2.66GHz)を選ぶこともできる。また、メモリは1Gバイトから4Gバイトまでの選択肢を用意しており、性能を追求してクアッドコア+4Gバイトメモリという強力な構成にしたり、Pentium Dual Core+2GBメモリの組み合わせでリーズナブルな価格に抑えるなど、予算との折り合いもつけやすい(タイプR Luiモデル マイクロタワーはデュアルコアCPU以上、メモリも2Gバイト以上の搭載となる)。

Intel G33 Expressチップセットを採用したマザーボードを搭載する(写真=左)。評価機は最新クアッドコアCPUのCore 2 Quad Q9400(2.66GHz)を搭載(写真=中央)。グラフィックスはGPUにGeForce 8400 GSを採用したカードが採用される(写真=右)

 HDDの容量は160〜750Gバイトまで(タイプR Luiモデル マイクロタワーの場合は320Gバイトから)で、500Gバイト×2のRAID 0/RAID 1、さらに500Gバイト×4のRAID 5を構築することも可能。もちろん、RAID構成はダイレクトモデルだけの魅力であり、そもそも同社製品に限らずマイクロタワーでRAID 5を選択できる製品自体が少ない。また、PCオンデマンド機能を付加したVALUESTAR G タイプR Luiモデル マイクロタワーであれば、一元管理した大量のデータを不意の事故で失わないためにも、RAID 1やRAID 5の構成で購入できる点は非常に心強い。メンテナンス性の高いケースは、HDDの着脱も容易なので、故障したHDDを取り換えたり、バイト価格が下がり続けている大容量HDDを後から追加することも簡単に行える。

 光学ドライブは、DVDスーパーマルチだけでなくBDドライブの選択も可能。DVD-Rの5倍近い容量を持つBD-Rメディアの価格も1枚500円に近づきつつあり、大容量データの保存用としてBDドライブのメリットが増している。もちろん、BDドライブを選択するとBDビデオの再生ソフトウェアも付属する。BDレンタルが開始された今では、高い基本性能のほかにも、BDドライブを選べる点で本マイクロタワーモデルに魅力を感じる人は多いはずだ。

 一方、7メディア対応メディアカードリーダーやMicrosoft Office Personal 2007は店頭モデルではほとんどのモデルが標準装備になるが、本機では省くこともできるし、逆にPowerPoint 2007を加えることも可能だ。また、OSについても店頭モデルがWindows Vista Home Premiumだけなのに対して、Ultimateも選択できる。なお、現在はキャンペーンにより、Vista Home PremiumからUltimateへ7560円の差額でアップグレードできる(通常は+1万8060円、9月25日15時まで)。

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提供:日本電気株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年9月26日