日本ヒューレット・パッカードは10月31日、同社製ノートPCのバッテリーに加熱などの恐れがあると発表した。
該当製品は、2004年12月から2006年6月までの間に製造された同社製ノートPCの一部機種のバッテリーパックで、「製品上の不具合のため、過熱、発火、火傷などの恐れがあることが判明」したと説明。事故防止の観点から、該当するバッテリーパックを全品回収し無償にて交換を行う。
対象として発表された製品は日本未発売製品を計15機種で、うち日本販売モデルは7機種。対象台数は全世界で7万4000台で、日本国内分は約600個と発表している。交換対象となるのは、以下の製品で使用されているバッテリーパックの一部だ。
該当バッテリーパックの確認方法としては、まず「上記ノートPCの該当するかを確認」(ディスプレイベゼルまたはノートPC底部に記載)した上で、バッテリーパックのバーコード番号を確認。最初の2文字が「L0」「L1」「A0」「GC」で始まる製品のうちの一部が該当するとしている(なお、これらのバーコード番号に該当する製品がすべて回収プログラムに該当するわけではない)。
詳細な確認方法については、こちらの特設サイトを参照のこと。
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