最新ワイド液晶ディスプレイの注目機を完全制覇!EIZOディスプレイ08-09年ガイド(2/4 ページ)

» 2008年12月19日 10時00分 公開
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「写真を観賞・編集する」のに最適なモデルは?

「ColorEdge CG301W」――2560×1600ドット表示で写真の観賞も編集も快適

「ColorEdge CG301W」

 ColorEdgeシリーズ最大となる29.8型ワイド画面と、2560×1600ドットの超高解像度を備えたハイエンドモデル。写真の編集が快適なだけでなく、クリエイティブワーク全般を非常に効率的に進められるだろう。

 色域もAdobe RGBカバー率97%と広く、12ビットのルックアップテーブルと付属ソフトウェアの「ColorNavigator」(以下、CN)による高精度なハードウェアキャリブレーション(別売のキャリブレーションセンサーが必要)も加味され、色域の再現性と階調性は申し分ない。画面全体の輝度ムラや色度ムラを抑える、デジタルユニフォミティ補正回路も内蔵しており、大画面ながら表示は均一だ。大型モデルながら画面の縦回転機構も持つ。

 1つ覚えておきたいのは、2560×1600ドットの高解像度で利用するには、デュアルリンクDVI-D対応のグラフィックスカードとDVI-Dケーブル(CG301Wに付属)が必要なことだ。CG301Wには2系統のPC入力があり、デュアルリンクDVI-Dに対応するのは「Signal 1」のみで、「Signal 2」はシングルリンクDVI-Dとなる。そのため、Signal 2の最大解像度は1920×1200ドットだが、そのぶんHDCPに対応している(Signal 1はHDCP非対応)。値は張るが、できるだけ大画面が必要な作業環境では、文句なしにおすすめだ。

主なスペック
モデル名 ColorEdge CG301W
ボディカラー ブラック
画面サイズ 29.8型ワイド
画面解像度 2560×1600ドット
駆動方式 VA
最大表示色 約1677万色(約680億色中)
色域 Adobe RGBカバー率97%
内部多階調ガンマ補正 搭載(12ビットLUT)
デジタルユニフォミティ補正回路 搭載
視野角 水平178度/垂直178度
輝度 260カンデラ/平方メートル
コントラスト比 850:1
コントラスト拡張機能
応答速度 黒→白→黒12ms/中間階調6ms
オーバードライブ回路 搭載
PC入力端子 デュアルリンク対応DVI-D×1、シングルリンク対応DVI-D(HDCP対応)×1
AV入力端子
USB機能 USB 2.0ハブ機能(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)
拡大モード フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット)
色調整機能 輝度、色温度(4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ、色の濃さ、色合い、ゲイン、6色調整
スタンド機構 ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:118ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度)
画面の縦回転機構 搭載
スピーカー
サイズ(幅×奥行き×高さ) 689×254.7×511.5〜629.5ミリ
重量 約15.7キロ
EIZOダイレクト価格(税込) 49万3500円

「ColorEdge CG242W」――DisplayPort/3D LUT搭載のColorEdge新鋭機

「ColorEdge CG242W」

 1920×1200ドット表示の24.1型ワイドパネルを採用したColorEdgeシリーズの最新モデル。新世代インタフェースのDisplayPortを搭載したことで、将来的にDVIからDisplayPortへの移行が進んでも融通が利く。1系統のDisplayPortに加えて、デジタル/アナログ両対応のDVI-I(デジタル接続の場合はHDCP対応)も1系統持ち、接続の柔軟性が高い。

 もちろん、ColorEdgeの特徴である、付属ソフトウェアのCNによる高精度なハードウェアキャリブレーション機能(別売のキャリブレーションセンサーが必要)、画面全体の輝度ムラ/色度ムラを低減するデジタルユニフォミティ補正回路などは健在。Adobe RGBカバー率97%の広色域パネルと内部16ビット演算処理の12ビットルックアップテーブルを備え、表示性能も良好だ。

 加えて、画質面では「3Dルックアップテーブル」に対応した。画像処理で部分的な色の調整を行い、それ以外は色変化を最小限に抑えることで、RGBの組み合わせで発色する「加法混色」の性能が大幅に向上している。最新の性能と機能を組み込んだColorEdgeの新しいフラッグシップモデルとして要注目だ。

主なスペック
モデル名 ColorEdge CG242W
ボディカラー ブラック
画面サイズ 24.1型ワイド
画面解像度 1920×1200ドット
駆動方式 VA
最大表示色 約1677万色(約680億色中)
色域 Adobe RGBカバー率97%、NTSC比102%
内部多階調ガンマ補正 搭載(12ビットLUT)
デジタルユニフォミティ補正回路 搭載
視野角 水平178度/垂直178度
輝度 270カンデラ/平方メートル
コントラスト比 1100:1
コントラスト拡張機能
応答速度 黒→白→黒12ms/中間階調6ms
オーバードライブ回路 搭載
PC入力端子 DVI-I(HDCP対応)×1、DisplayPort×1
AV入力端子
USB機能 USB 2.0ハブ機能(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)
拡大モード フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット)
色調整機能 輝度、色温度(4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ、色の濃さ、色合い、ゲイン、6色調整
スタンド機構 ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:82ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度)
画面の縦回転機構 搭載
スピーカー
サイズ(幅×奥行き×高さ) 566×230×456〜538ミリ
重量 約10.7キロ
EIZOダイレクト価格(税込) 18万8790円

「ColorEdge CG241W/CG222W」――カラーマネジメント対応モデルのスタンダード

 24.1型ワイドで1920×1200ドットの「ColorEdge CG241W」と、22型ワイドで1680×1050ドットの「ColorEdge CG222W」は、ColorEdgeシリーズのスタンダードモデル的な位置付けの製品だ。Adobe RGBカバー率はCG241Wが96%、CG222Wが92%となり、広色域なデジタル写真の発色を高い精度で再現する。

左が「ColorEdge CG241W」、右が「ColorEdge CG222W」

 ハードウェアキャリブレーションやデジタルユニフォミティ補正回路、内部16ビット演算処理の12ビットルックアップテーブルなど、ColorEdgeシリーズの高品質を実現する要素はすべて盛り込まれている(ハードウェアキャリブレーションには別売のキャリブレーションセンサーが必要)。画面の縦回転にも対応し、専用の遮光フードが付属するのもうれしい。

 特にCG222Wは導入コストをできるだけ抑えつつ、ColorEdgeシリーズを導入したい環境に向いている。A3実寸を縦横表示できる大画面が欲しいなら24型ワイドのCG241W、クリエイティブ現場の一括導入やコスト重視なら22型ワイドのCG222Wに注目するとよいだろう。

主なスペック
モデル名 ColorEdge CG241W ColorEdge CG222W
ボディカラー ブラック ブラック
画面サイズ 24.1型ワイド 22型ワイド
画面解像度 1920×1200ドット 1680×1050ドット
駆動方式 VA VA
最大表示色 約1677万色(約680億色中) 約1677万色(約680億色中)
色域 Adobe RGBカバー率96% Adobe RGBカバー率92%
内部多階調ガンマ補正 搭載(12ビットLUT) 搭載(12ビットLUT)
デジタルユニフォミティ補正回路 搭載 搭載
視野角 水平178度/垂直178度 水平178度/垂直178度
輝度 300カンデラ/平方メートル 200カンデラ/平方メートル
コントラスト比 850:1 800:1
コントラスト拡張機能
応答速度 黒→白→黒16ms/中間階調6ms 黒→白→黒16ms/中間階調8ms
オーバードライブ回路 搭載 搭載
PC入力端子 DVI-I(HDCP対応)×2 DVI-I(HDCP対応)×2
AV入力端子
USB機能 USB 2.0ハブ機能(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2) USB 2.0ハブ機能(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)
拡大モード フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット) フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット)
色調整機能 輝度、色温度(4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ、色の濃さ、色合い、ゲイン、6色調整 輝度、色温度(4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ、色の濃さ、色合い、ゲイン、6色調整
スタンド機構 ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:82ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度) ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:82ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度)
画面の縦回転機構 搭載 搭載
スピーカー
サイズ(幅×奥行き×高さ) 566×230×456〜538ミリ 507×230×439〜521ミリ
重量 約11キロ 約11.2キロ
EIZOダイレクト価格(税込) 18万8790円 13万4400円

「FlexScan SX2761W-PX/SX2461W-PX」――EasyPIX付属のお得な高画質機

 FlexScan SXシリーズは、ColorEdgeシリーズの技術を踏襲した高い表示性能を持っている。ColorEdgeシリーズと比較して特に大きな違いの1つはCNによるハードウェアキャリブレーションに対応しないことだが、新しく登場したカラーマッチングツールのEasyPIXによって、その実力を存分に引き出せるようになった。FlexScan SX2761W-PXとFlexScan SX2461W-PXは、EasyPIXが付属するお買い得なモデルだ。

左が「FlexScan SX2761W-PX」、右が「FlexScan SX2461W-PX」

 EasyPIXは専用センサーとソフトウェアのセットで、プリンタとのカラーマッチング、写真の観賞や編集、Web表示などの一般用途という3種類の目的に応じたディスプレイの調整を簡単に行える。CNほど高度な機能はないものの、初心者でも手軽にカラーマッチングやキャリブレーションを実行できるのが持ち味だ。

 SX2761W-PXは画面サイズが27型ワイド、SX2461W-PXは24.1型ワイドで、画面解像度はどちらも1920×1200ドットと余裕がある。sRGBの色空間変換にも対応した広色域表示、内部16ビット演算処理の12ビットルックアップテーブル、デジタルユニフォミティ補正回路といった高画質化機能はColorEdgeシリーズ譲りだ。デジタル写真にこだわりを持つ個人ユーザーや、クリエイティブ現場の作業ディスプレイとしておすすめしたい。

主なスペック
モデル名 FlexScan SX2761W-PX FlexScan SX2461W-PX
ボディカラー セレーングレイ、ブラック セレーングレイ、ブラック
画面サイズ 27型ワイド 24.1型ワイド
画面解像度 1920×1200ドット 1920×1200ドット
駆動方式 VA VA
最大表示色 約1677万色(約680億色中) 約1677万色(約680億色中)
色域 Adobe RGBカバー率95%、NTSC比92% Adobe RGBカバー率96%、NTSC比92%
内部多階調ガンマ補正 搭載(12ビットLUT) 搭載(12ビットLUT)
デジタルユニフォミティ補正回路 搭載 搭載
視野角 水平178度/垂直178度 水平178度/垂直178度
輝度 320カンデラ/平方メートル 300カンデラ/平方メートル
コントラスト比 850:1 850:1
コントラスト拡張機能
応答速度 黒→白→黒16ms/中間階調6ms 黒→白→黒16ms/中間階調6ms
オーバードライブ回路 搭載 搭載
PC入力端子 DVI-I(HDCP対応)×2 DVI-I(HDCP対応)×2
AV入力端子
USB機能 USB 2.0ハブ機能(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2) USB 2.0ハブ機能(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)
拡大モード フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット) フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット)
色調整機能 輝度、コントラスト、色温度(14段階:4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ調整、色の濃さ、色合い、ゲイン、6色調整 輝度、コントラスト、色温度(14段階:4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ調整、色の濃さ、色合い、ゲイン、6色調整
スタンド機構 ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:118ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度) ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:82ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度)
画面の縦回転機構 搭載 搭載
スピーカー
サイズ(幅×奥行き×高さ) 630×254.7×492.5〜610.5ミリ 566×230×456〜538ミリ
重量 約13.2キロ 約11キロ
EIZOダイレクト価格(税込) 17万8000円 13万7800円

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提供:株式会社ナナオ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年3月31日