環境とユーザーへの負担を低減するというナナオ独自の設計コンセプト「EcoView」を初めて採用した24.1型ワイド液晶ディスプレイ。FlexScanシリーズで初めて採用した白色LEDバックライトは、従来の冷陰極管バックライトより消費電力が低く、水銀を使用していないので廃棄時の環境負荷も小さい。
輝度を自動調整する「Auto EcoView」機能は従来の「BrightRegulator」機能を進化させたもので、前面ボタンでオン/オフできるほか、輝度調整のアルゴリズムも賢くなっている。さらに、輝度の抑制による省電力の様子を画面上のメーターで目視できる「EcoView Index」機能を備え、一定時間ごとに休憩メッセージを自動表示する「EyeCareユーティリティ」も付属する。未使用時に一定時間で待機モードやパワーセーブモードに移行する機能も持つ。
こうした工夫によって、従来の同等モデルと比べて消費電力を半分以下に減らしており、使用時間が長くなりがちなオフィスでのコスト削減効果は高い。消費電力は通常時で45ワット、パワーセーブ時で0.8ワット以下、待機時で0.6ワット以下、主電源オフ時で0ワットに抑えた。
液晶パネルはTN系で、オフィスユースに必要十分なスペックを確保している。24.1型ワイドで1920×1200ドットの広い画面は、オフィスアプリケーションやWebブラウザとも相性がよい。オフィスで液晶ディスプレイの買い替えや新規導入を検討しているなら、必ず候補に加えたい先進的なモデルだ。
主なスペック | ||
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モデル名 | FlexScan EV2411W-H | |
ボディカラー | セレーングレイ、ブラック | |
画面サイズ | 24.1型ワイド | |
画面解像度 | 1920×1200ドット | |
駆動方式 | TN | |
最大表示色 | 約1677万色(約10億6433万色中) | |
色域 | 非公開 | |
内部多階調ガンマ補正 | 搭載(10ビットLUT) | |
デジタルユニフォミティ補正回路 | − | |
視野角 | 水平170度/垂直160度 | |
輝度 | 300カンデラ/平方メートル | |
コントラスト比 | 1000:1 | |
コントラスト拡張機能 | − | |
応答速度 | 黒→白→黒5ms | |
オーバードライブ回路 | − | |
PC入力端子 | DVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub 15ピン×1 | |
AV入力端子 | − | |
USB機能 | − | |
拡大モード | フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット) | |
色調整機能 | 輝度、コントラスト、色温度(14段階:4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ調整、色の濃さ、色合い、ゲイン | |
スタンド機構 | ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:82ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度) | |
画面の縦回転機構 | 搭載(TNパネルなので推奨せず) | |
スピーカー | 搭載 | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 566×208.5×456〜538ミリ | |
重量 | 約10.2キロ | |
EIZOダイレクト価格(税込) | 8万4800円 | |
きめ細かな省電力機能によって、オフィスの電力コスト削減に貢献する24.1型ワイドモデル。消費電力は通常時で最大58ワット、パワーセーブ時で0.7ワット以下、待機時で0.5ワット以下、主電源オフ時で0ワットとなっており、24.1型ワイドで1920×1200ドットの製品としてはFlexScan EV2411W-H並に省電力だ。
省電力機能では、外光センサーで輝度を自動調整する「Auto EcoView」、輝度の抑制による省電力効果を画面のメーター表示で確認する「EcoView Index」、未使用時に一定時間でパワーセーブや待機モードに移行する機能を搭載。輝度を短時間で安定させる「輝度ドリフト補正回路」も備え、ユーザーに対して一定時間ごとに休憩メッセージを自動表示する「EyeCareユーティリティ」が付属している。
基本スペックもなかなかのものだ。コントラスト比が1000:1と高いため、写真やグラフィックスが混在したオフィス文書やWebブラウザなど、メリハリがついて見やすい。比較的低コストながら省エネ効果と品質は高く、さまざまなビジネスシーンで快適に使えるモデルだ。
主なスペック | ||
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モデル名 | FlexScan S2402W-H | |
ボディカラー | セレーングレイ、ブラック | |
画面サイズ | 24.1型ワイド | |
画面解像度 | 1920×1200ドット | |
駆動方式 | TN | |
最大表示色 | 約1677万色(約10億6433万色中) | |
色域 | 非公開 | |
内部多階調ガンマ補正 | 搭載(10ビットLUT) | |
デジタルユニフォミティ補正回路 | − | |
視野角 | 水平170度/垂直160度 | |
輝度 | 300カンデラ/平方メートル | |
コントラスト比 | 1000:1 | |
コントラスト拡張機能 | − | |
応答速度 | 黒→白→黒5ms | |
オーバードライブ回路 | − | |
PC入力端子 | DVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub 15ピン×1 | |
AV入力端子 | − | |
USB機能 | − | |
拡大モード | フルスクリーン、拡大(アスペクト比保持)、ノーマル(ドットバイドット) | |
色調整機能 | 輝度、コントラスト、色温度(14段階:4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ調整、色の濃さ、色合い、ゲイン | |
スタンド機構 | ハイトアジャスタブルスタンド(昇降範囲:82ミリ/スイベル:左右各35度/チルト:上40度) | |
画面の縦回転機構 | 搭載(TNパネルなので推奨せず) | |
スピーカー | 搭載 | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 566×208.5×456〜538ミリ | |
重量 | 約10.2キロ | |
EIZOダイレクト価格(税込) | 7万4800円 | |
FlexScan S2402W-Hの下位モデルに当たり、画面サイズと画面解像度、スタンドの種類が異なる。S2402W-Hのスタンドはハイトアジャスタブルスタンドで、チルト/スイベル/高さ調節/縦回転に対応しているが、FlexScan S2202W-Tのスタンドはチルトのみ可能だ。
また、S2402W-Hは3通りのスケーリング機能を持っているが、S2202W-Tでは省かれている。ただし最新の自動輝度調整機能「Auto EcoView」や「EcoView Index」「EyeCareユーティリティ」といった環境およびユーザーへの負担軽減技術は搭載している。省エネ性能に優れ、消費電力は通常時で最大51ワット、パワーセーブ時で0.7ワット以下、待機時で0.5ワット以下、主電源オフ時で0ワットに抑えた。
そのほかのスペック面はS2402W-Hとほぼ共通だ。最大輝度は300カンデラ/平方メートルと高く、普段は暗めの設定で使っていても、動画の資料などを表示する場合に明るくできる。コントラスト比は1000:1でメリハリがあり、オフィスでよく利用するアプリケーションの視認性が高い。省スペース性と省エネ性能、導入コストを重視するオフィスに向いたエントリーモデルだ。
主なスペック | ||
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モデル名 | FlexScan S2202W-T | |
ボディカラー | セレーングレイ、ブラック | |
画面サイズ | 22型ワイド | |
画面解像度 | 1680×1050ドット | |
駆動方式 | TN | |
最大表示色 | 約1677万色(約10億6433万色中) | |
色域 | 非公開 | |
内部多階調ガンマ補正 | 搭載(10ビットLUT) | |
デジタルユニフォミティ補正回路 | − | |
視野角 | 水平170度/垂直160度 | |
輝度 | 300カンデラ/平方メートル | |
コントラスト比 | 1000:1 | |
コントラスト拡張機能 | − | |
応答速度 | 黒→白→黒5ms | |
オーバードライブ回路 | − | |
PC入力端子 | DVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub 15ピン×1 | |
AV入力端子 | − | |
USB機能 | − | |
拡大モード | フルスクリーン | |
色調整機能 | 輝度、コントラスト、色温度(14段階:4000〜10000Kまで500K単位、9300K)、ガンマ調整、色の濃さ、色合い、ゲイン | |
スタンド機構 | チルトスタンド(チルト:上30度/下5度) | |
画面の縦回転機構 | − | |
スピーカー | 搭載 | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 507×205×415ミリ | |
重量 | 約6.8キロ | |
EIZOダイレクト価格(税込) | 4万9800円 | |
※FlexScan S2232W-E/S2242Wの製品情報を追加しました(2009年1月15日)。
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提供:株式会社ナナオ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年3月31日