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バッファロー、転送速度を2倍に高めたテラバイトNAS「TS-XL/R5」

» 2008年12月03日 12時39分 公開
[ITmedia]
photo TS-XL/R5シリーズ

 バッファローは12月3日、RAID-5対応の大容量NAS「TS-XL/R5」シリーズ、およびコンパクトNAS「LS-XHL」シリーズを発表、12月下旬より出荷を開始する。ラインアップは、TS-XL/R5が2Tバイトモデルの「TS-X2.0TL/R5」、4Tバイトモデルの「TS-X4.0TL/R5」の2製品、LS-XHLシリーズが500Gバイトモデルの「LS-XH500L」1Tバイトモデルの「LS-XH1.0L」の2製品を用意。価格はTS-X2.0TL/R5が9万5600円、TS-X4.0TL/R5が13万8000円、LS-XH500Lが2万5300円、LS-XH1.0Lが3万1700円。

 TS-XL/R5シリーズは、業務用にも向く管理者機能を搭載した大容量NASで、4台の内蔵HDDによりRAID-5動作を標準でサポートする。搭載CPUを従来モデルから高速化しデータ転送速度を高めており、従来モデルの「TS-HTGL/R5」比で約2倍の転送速度を実現した。

 また、バックアップ機能として同社製NAS“テラステーション”シリーズにリアルタイムで自動バックアップを行える「レプリケーション機能」を新たに装備。LANポートを計2基備えており、ネットワーク接続用ポートとは別のポートにバックアップ用のテラステーションを接続可能だ。また、Mac用バックアップ機能「Time Machine」にも対応している。

 ハードウェア設計は、従来モデルの高信頼性を踏襲しつつ約30%の小型化を実現。HDDは本体前面から交換可能なカートリッジ式を採用、ホットスワップにも対応している。本体サイズは170(幅)×230(奥行き)×215(高さ)ミリ、重量は約8キロ。


photo LS-XHLシリーズ

 LS-XHLシリーズは、HDD1基を内蔵したスリム筐体採用のNASで、ギガビット接続に対応したほか高速CPUを採用したことにより最大で約66Mバイト/秒の高速転送を可能としたモデルだ。DLNAサーバ機能やiTunesサーバ機能も装備、各種家電との連携機能も利用できる。また、インターネット経由でNASにアクセスできる「Webアクセス機能」にも対応した。

 ネットワーク上の著作権保護規格「DTCP-IP」の対応も、今後のアップデートによりサポートが行われる予定で、東芝製液晶テレビ「レグザ」で録画した番組のムーブ機能や、「スカパー!HD」でのハイビジョン録画なども対応可能となるとしている。本体サイズは45(幅)×156(奥行き)×175(高さ)ミリ、重量は1.1キロ。

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