15.4型ワイド液晶を搭載した低価格モデル――「dynabook EX」2009年PC春モデル

» 2008年12月12日 13時00分 公開
[ITmedia]
「dynabook EX」シリーズ

 東芝の2009年PC春モデルで新たに追加された「dynabook EX」シリーズは、15.4型ワイド液晶を搭載したコストパフォーマンスモデルだ。この価格帯は従来「dynabook PX」シリーズが並んでいたが、そちらは今回姿を消し、Montevina世代のプラットフォームを採用するdynabook EXに取って代われれた形だ。

 ラインアップは2モデルで、上位モデルの「EX/63H」は、Core 2 Duo P8400(2.26GHz)とIntel GM45 Expressの組み合わせた基本システムを採用、下位モデルの「EX/33H」はCeleron 575(2GHz)とIntel GL40の組み合わせになる。

ボディカラーは光沢感のあるブラック

 メモリ容量は上位が4Gバイト、下位が2Gバイト、HDD容量は250Gバイトで共通だ。グラフィックス機能はいずれもチップセット内蔵コアを利用する。液晶ディスプレイは、1280×800ドット表示の15.4型ワイドパネルを採用。光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを備える。無線LANもIEEE802.11b/g/n(ドラフト2.0)に対応する。

 インタフェースは、SD/SDHC/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロットとPCカードスロット(Type II)に加えて、USB 2.0×3、アナログRGB、ヘッドフォン、マイク、有線LANなど。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)。オフィススイートとしてMicrosoft Office Personal 2007(SP1)もプリインストールされる。実売価格は「EX/63H」が16万円前後、「EX/33H」が13万円前後になる見込みだ。両モデルとも12月下旬より発売される。

dynabook EX春モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
dynabook EX EX/63H 2スピンドル 新モデル Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 4GB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 16万円前後
EX/33H 2スピンドル 新モデル Celeron 575(2GHz) 2GB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 13万円前後

dynabook EX春モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU オフィススイート 重量
dynabook EX EX/63H 15.4型ワイド 1280×800ドット Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1) 約2.5キロ
EX/33H 15.4型ワイド 1280×800ドット Intel GL40 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1) 約2.5キロ

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