「Adamo」とまじめに恋バナを咲かせた――実力編ただのイケメンではない(1/2 ページ)

» 2009年04月08日 11時11分 公開
[田中宏昌(撮影:矢野渉),ITmedia]

上位モデルでベンチマークテストを実施

 前回の記事(「Adamo」とまじめに恋バナを咲かせた――容姿編)では、「Adamo」の外観や入力環境、インタフェースも見てきたが、ここでは上位モデルの「DESIRE」でベンチマークテストを行い、その実力をチェックした。なお、試作機のため製品版とは異なる可能性もある点は覚えておいてほしい。

デザインに注力した「Adamo」
2色のカラバリが用意される。写真はパール・ホワイトだ
ブラック・オニキスはアルミニウムの質感が強調される


Adamoシリーズの主なスペック
モデル名 DESIRE ADMIRE
カラバリ オニキス・ブラック/パール・ホワイト
CPU Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) Core 2 Duo SU9300(1.2GHz)
メモリ 4Gバイト(DDR3) 2Gバイト(DDR3)
チップセット Intel GS45 Express
液晶ディスプレイ 13.4型ワイド光沢
画面解像度 1366×768ドット
ストレージ 128GバイトSSD
有線LAN ギガビット対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト準拠/Intel WiFi Link 5300)
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR
USB USB 2.0×3(うち1基はeSATA兼用)
外部出力 DisplayPort×1(DVI変換アダプタ付き)
Webカメラ ○(130万画素)
バッテリー 6セルリチウムポリマー(着脱不可)
バッテリー駆動時間 最大5時間
ボディサイズ 331(幅)×242(奥行き)×16.4(厚さ)ミリ
重量 約1.81キロ
OS 64ビット版Windows Vista Home Premium(SP1)
価格 27万6000円 20万5000円

ハードウェアが固定のベースモデルを2種類用意

13.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載。前面にガラス製のパネルがはめ込まれている

 本機のスペックや詳細は上の関連記事に譲るが、チップセットのIntel GS45 Expressを中心に、超低電圧版のCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)、4GバイトのDDR3メモリでシステムは構成される。ストレージは128GバイトのSSDと充実している一方、ユーザー自身でバッテリーの交換は行えず、メモリやHDDへのアクセスも容易ではない。現状ではBTOでパーツのカスタマイズはできず、オフィススイートの有無や保証プランを選べる程度で、外付けの光学ドライブも追加できない(近日中に対応予定とのこと)。OSも64ビット版Windows Vista Home Premium(SP1)のみだ。

 ボディサイズは331(幅)×242(奥行き)×16.4(厚さ)ミリ、底面積はMacBook Airを一回り大きくした程度で、重量は約1.81キロとゼロスピンドル機としては重い部類に入る。それでは、評価機の仕様をチェックしていこう。

CPU-Z 1.50の画面。なぜか動作クロックが1.6GHzと表示された
2次キャッシュは3Mバイトだ
チップセットはIntel GS45 Expressだ

DDR3メモリはデュアルチャンネルで動作している
評価機のモジュールはサムスン製だった
こちらはGPU-Z 0.3.3の画面

ユーティリティの「バッテリメーター」
バッテリーの充電を止めることも可能だ
「デル拡張バッテリー駆動期間詳細設定」の画面

タッチパッドにはシナプティクス製のドライバが導入済みだ
円形スクロールやズームといったジェスチャー機能に対応している
ボタン操作もカスタマイズ可能だ

リカバリメディアは付属せず、SSDにリカバリイメージが格納されている(写真=左)。デルオリジナルのランチャ「Dell Dock」がプリインストールされる(写真=右)

デバイスマネージャの画面 その1
デバイスマネージャの画面 その2
デバイスマネージャの画面 その3

 次のページでは、ベンチマークテストでシステムパフォーマンスやバッテリーの駆動時間を計測する。

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