ゴールデンウィークはクルマに乗って何かしよう、みたいな──万能車載PCアーム「DN-ARM521」なんだか“微妙”なヤツを試してみよう(1/4 ページ)

» 2009年04月24日 18時27分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 大型連休は間近だが、100年に1度などと言われる不況のなか「混むし、面倒だし、わざわざ車で遠出することもない。なにより金がかかる」と“クルマでお出かけ近場だけ”な節約モードに入っている人の話を最近よく聞く。

 筆者もそのひとり。2008年にガソリン価格に関する騒動があったが、価格が高騰する騒ぎが起きる前に満タンに入れたガソリンは、価格が落ち着き、騒ぎもほどよく収まる時期まで残っていた──ほどクルマに乗らなかったので、さすがに自分でも驚いた。そこで少々むりやり実施したのが、クルマでiPhone 3Gを使うという企画だ。

 あれから数カ月、やはり走行距離はガソリン満タン数回分ほどしか伸びていない。そう、何かで“遊べ”ばいいのだ。むりやり・こじつけ上等、上海問屋の「DN-ARM521」にこの思いを託してみよう。

なにやらいろいろ使えそうな車載アーム「DN-ARM521」

photo 上海問屋の「DN-ARM521」。価格は9999円(税込み、送料別)

 DN-ARM521は、車内に設置できる多関節型のアームマウントだ。アームをフロア下やシートなどのボルトに共締めで設置し、上面にあるトレーを自由に配置できる。トレーにノートPCなどを巻き付けて固定できるベルクロテープが2本付属する。

 アーム本体は金属製で、重量はトレー込みで約1.7キロ。よくある三脚ほどの重さで、剛性もなかなかある印象だ。トレーは最大で16型液晶ディスプレイを搭載するサイズのノートPCを設置でき、静止時で10キロ、移動時で5キロまで設置可能とマニュアルに記載されている。

 設置そのものは、これを導入しようと考える“適当にクルマをイジったことがある”ユーザーなら楽勝だろう(設置に必要なレンチ類はもちろん付属しない)。フロアの形状に合わせて設置できるよう、揺れを防ぐための“足”となる台座付きボルトと3種類の共締めマウントベースが付属する。


photophoto アームを折りたたむと、長さ35センチほどになる(左)。設置用のマウントベースは形状別に3種類付属する(右)
photophoto トレーの裏に直径2.5センチのステーがある。これをアームの先端に差して、クイックリリース付きのホルダーで固定する
photophoto 重量は合計約1.7キロ、アームは約1.3キロとなる
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