1万円未満のシリーズ最上位モデル「Athlon X2 7850 Black Edition」登場

» 2009年04月28日 18時22分 公開
[ITmedia]

 Athlon X2 7850 BEは、開発コード名「kuma」と呼ばれる、Phenom世代のデュアルコアCPUの最上位モデルになる。動作クロックは2.8GHzだが、Black Editionとあるように、倍率変更が可能でユーザーによるオーバークロックが行える。

 2次キャッシュメモリ容量はコアごとに512Kバイト(全体で1Mバイト)、3次キャッシュメモリの容量はコア共有で2Mバイトとなる。CPUに統合されたメモリコントローラはDDR2-1066までサポートし、HyperTransport 3.0の上り下りで最大3.6GHz相当になる。

 採用するプロセルルールは65ナノメートルで、構成トランジスタ数が4億5000万個、ダイサイズは285平方ミリと、これまでAthlon X2シリーズの最上位モデルだったAthlon X2 7750 BE(動作クロック2.7GHz)と動作クロック以外では同じ仕様となっている。TDP95ワット、最大熱設計温度73度、コア駆動電圧1.2〜1.25ボルトもAthlon X2 7750 BEと共通する。

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