東芝のノートPCグローバルブランド“dynabook”を冠した初のNetbookが「dynabook UX」だ。東芝は国内大手メーカーとしては最初のNetbookとなった「NB100」を2008年10月にすでに発売しており、Netbookとしては第2弾となるものだが、単にdynabookブランドを冠しただけでなく、ほぼすべてが刷新された完全な新モデルとなっている。
それは、NB100と比較してフォームファクタやデザインとも大幅に変更されたことからも伺える。NB100はNetbookの中でも小型の部類に入るものであったのに対し、dynabook UXはB5ワイドノートPCに近いサイズとなり、ディスプレイサイズとキーボードを大きくして使い勝手を大幅に向上させる──つまりは「モバイルノートPCとして、妥協なく使用できる」利用シーンを想定したことになる。
ボディカラーは日常生活に溶け込むスノーホワイトと、存在感を主張しつつもビジネスユースでも違和感なく使えるシックな印象のサテンブラウンの2色を用意する。天板は過度に目立ってしまいがちな光沢でも、指紋や皮脂の跡が残りやすい細かいマット処理でもなく、細いスリット加工を施したストライプテクスチャの加工を採用した。四方の角が滑らかなカーブを描く造形の角とともにすっきり手になじみ、その触り心地はなかなか秀逸だ。
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