スタイリッシュな2WayポータブルHDD「Apollo Expert UX」の魅力に迫る

イメーションが発表した「Apollo Expert UX」は、500Gバイトの大容量を備えたUSB接続のポータブルHDDだ。縦置き/横置き両対応のコンパクトボディに加え、ワンタッチで行えるバックアップ機能や残容量低下を知らせるイルミネーションパネルなど、さまざまな便利機能を搭載している。

» 2009年06月15日 10時00分 公開
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シルバーの回転式スタンドパーツを備えるハイセンスなボディを採用

「Apollo Expert UX」シリーズのパッケージ。小型でシンプルだ

 Blu-ray DiscやDVD/CDといった記録メディアで、世界/日本No.1のリーディングカンパニーがイメーションだ。近年は「フラッシュメモリ」や「リムーバブルHDD」分野に製品を積極的に投入し、これらを成長分野と位置付けて事業展開を図っている。中でもコンシューマー向けのHDDは、従来からBtoB市場で提供してきたリムーバブルHDDのノウハウ、HDDベンダーとの関係性をフルに活用した「Portable HD」や「Apollo™ Portable HD」を投入してきた。

 そして2.5インチHDDを内蔵したポータブルHDDの最新モデルが、今回紹介する「Apollo™ Expert UX」だ。Portable HDシリーズとしては3代目にあたるモデルで、従来のApollo Portable HDシリーズの上位に位置付けられる。これまでのスタイリッシュな小型ボディに磨きをかけながら、500Gバイト(5400rpm)の大容量HDDを内蔵しているのが特徴だ。

 2.5インチHDDを内蔵したApollo Expert UXのスリムなボディは、クリアホワイトのパネルとブラックのボディ、そしてスタンド用のシルバーパーツをあしらったシンプルかつハイセンスなデザインが目を引く。特にシルバーパーツは独特の存在感があり、回転の軸もしっかりした作りで安心感が高い。

横置きでの利用状態。回転式のスタンドはロの字型のおしゃれな形状だ
背面にあるスタンドを回転させることで、縦置きでの利用にも対応している
つや消しのブラックのボディと、光沢感あふれるシルバーのスタンドが高級感を演出する

前面には何もないようだが、PCに接続する(電源がオンになる)と白色LEDのロゴやパワーランプが浮かび上がる。このあたりの演出も心憎い
Apollo Expert UXの側面。スタンド周辺のデザインにも気が配られているのが分かる
スタンド部分にLEDランプが仕込まれており、電源がオンになるとスタンドを照らす。フラッグシップモデルらしいギミックだ

USBバスパワーに対応し、補助電源用のY字型ケーブルが付属

Y字型のUSBケーブルが付属。コネクタには給電用とデータ用を区別するモールドが施されている

 ボディサイズは75(幅)×143(奥行き)×16(高さ)ミリとコンパクトで、重量も約230グラムと非常に軽量で機動性は高い。インタフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)/USB 1.1に対応する。USBポートからの給電によるバスパワー動作に対応しており、利用時にACアダプタは不要だ。付属のUSBケーブルはコネクタを2つ持つY字型ケーブルとなっている点がうれしい。というのも、USBは規格上0.5アンペア(5ボルト)までの給電が可能だが、PCによっては実際のUSBポートからの電力供給が若干弱いことがあり、バスパワー機器が動作しないことがまれにある。そういう場合でもY字型ケーブルなら別のポートから補助電源をとれるので、いざという時も安心だ。また、ボディにピッタリとフィットする専用のプロテクションラバーケースも付属する。

ショートカットボタンを使ってワンタッチで簡単バックアップを実現

背面にショートカットボタンとUSB端子が用意される

 本機で特筆できるのは、便利なバックアップソフトウェアが標準で付属し、ワンタッチでPC内のデータをコピーできることだ。バックアップソフトはHDD内に格納されており、オートランで初回の接続時にバックアップソフト「Live Backup」およびボタン管理ユーティリティ「Imation Button Manager」のインストーラーが起動するようになっている。

 Live Backupでは、バックアップしたいフォルダやファイルの種類を指定できる。バックアップは差分バックアップで、2回目からは新しく追加されたファイルや変更されたファイルのみをバックアップするので短時間で済む。変更されたファイルの履歴は最大10回まで保存しておけるほか、詳細設定の画面では保存する履歴の回数や日付、サイズでバックアップするファイルを制限できる。Windows Vista/XPだけでなく、Mac OS X 10.4以降にも対応しているのがうれしい。設定はシンプルで実用性も高く、はじめての人にも使いやすくできているといえるだろう。

 一方のImation Button Managerは、本体背面のショートカットボタンを有効にするもので、インストール後はタスクバーに常駐する。ショートカットボタンを押すとLive Backupが起動するようになっており、Live Backupの設定を行った後はすぐにバックアップが開始されるようになる(開始しない設定も可能だ)。加えて、このユーティリティを導入すれば、ドライブの容量が少なくなる(使用量が95%を越える)と前面パネルが赤く光って警告してくれる「ローキャパシティ・インジケーター機能」が利用できるようになる。こちらもユーザーに優しい、ユーザーフレンドリーな便利機能だ。

PCにApollo Expert UXを接続するとインストーラーが立ち上がる(画面はWindows Vistaの場合)
最初にLive Backupを起動すると現れる設定画面。デフォルトではマイドキュメント内のすべてのファイルをバックアップする
オプションのフォルダ選択画面。バックアップするフォルダやファイルを指定できる

オプションの設定画面。バックアップの自動開始、履歴保存の回数、日付指定、サイズ指定などが行える
バックアップ中の画面。2回目以降は新しく追加されたファイルや変更されたファイルのみバックアップする。バックアップファイルの復元も簡単だ
Imation Button Managerを導入するとタスクバーに常駐する(Windows Vistaの場合)。ディスクの使用量も一目で把握できる

Netbookや低価格ミニノートPC、SSD搭載ノートPCにピッタリなポータブルHDD

 最近は容量の少ないSSD/HDDを搭載したNetbookやミニノートPCなど、低価格PCの人気が高く、モバイルノートPCでも速度重視で容量の少ないSSDを搭載している製品が多くなっている。その一方でPCで扱うデータは日増しに大きくなっており、今では特に大きな動画などを扱う用途でなくとも、Windows Vistaを標準の設定で使っていれば60〜80Gバイトくらいの容量はあっという間に埋まってしまう。しかし、ノートPCや小型のデスクトップPCでは、容量が足りなくなったからといって、すぐにHDDを追加するということはできないし、交換するにしてもメーカー保証がなくなる分解作業やデータの入れ替えなど面倒な作業が発生してしまう。その点、大容量のストレージスペースを追加する手段として、外付けHDDの導入は最も手軽で便利な方法といえるだろう。

 特に、NetbookやモバイルノートPCのユーザーにとっては、本機のようにUSBバスパワーで動作し、ノートPCと一緒に携帯しても苦にならないポータブルな大容量HDDはピッタリだ。見た目の高級感もあり、インテリアとしても機能してくれるApollo Expert UXは見逃せない存在だろう。もちろん、据え置きでの利用だけでなく、例えば自宅と会社でそれぞれ異なるPCを使い、使うデータだけをポータブルHDDに入れて携帯するという使い方にも対応できる。

 このように、PCのストレージ容量に不足を感じているユーザーを筆頭に、データを手軽に携帯したいと考えている人はぜひともポータブルHDDの導入をお勧めしたい。なかでも簡単で便利なバックアップ機能を備える本製品は、仕事などで利用するユーザーにも安心感が高く、幅広いユーザーに自信をもってお勧めできる製品だ。

アルミ削り出しのユニボディを採用した新型MacBookとの質感のマッチングは良好だ(写真=左)。容量500GバイトのApollo Expert UXは、HDDやSSD容量の少ないNetbookの母艦として、心強いパートナーとなってくれるだろう(写真=右)

ビジネス向けの外付けHDD「Apollo Pro UX」もラインアップ

3.5インチHDDを内蔵した「Apollo Pro UX」

 なお、最後にApollo Expert UXと同時にリリースされた「Apollo Pro UX」についても触れておこう。こちらは3.5インチHDDを内蔵したビジネス向けの外付けHDDで、Apollo Expert UXと同様に縦置き用のスタンドを備える。スタンドは折りたためるので、縦置き/横置きどちらでも利用可能だ。容量は500Gバイト、750Gバイト、1Tバイトと3種類がラインアップされ、ユーザーは必要な容量に応じて購入することができる。

 採用されるドライブは7200rpmと高速で、PCとの接続はUSB 2.0(Hi-Speed)/USB 1.1で行う。ボディサイズは45(幅)×180(奥行き)×138(高さ)ミリ、重量は約1.2キロで、電源は付属のACアダプタを利用する。もちろん、バックアップソフトウェアの「TotalMedia Backup」が標準で添付され、ショートカットボタンを活用するためのユーティリティも用意されている。対応OSはWindows Vista/XPとMac OS X 10.4以降と、こちらはApollo Expert UXと共通だ。

 Apollo Expert UXと同様に質感の高いボディは健在で、ビジネスシーンでも存在を主張しすぎることがないスマートなデザインは貴重な存在といえるだろう。

ホームサーバ「FlexLink HD2800」のバックアップHDDとしてApollo UXシリーズが大活躍

ホームサーバ「FlexLink HD2800」

 ちなみに、Apollo Expert UXとApollo Pro UXは同社のフルハイビジョン・ホームサーバ「FlexLink HD2800」のデータ書き出し/バックアップ用ドライブとして利用可能だ。FlexLink HD2800内蔵のHDD容量は250Gバイトなので、Apollo Expert UXやApollo Pro UXに全データを丸ごと一括バックアップもできるし、差分バックアップも容易に行える。

 接続もUSBケーブル1本で済み、FlexLink HD2800のHDD残量を気にすることなく高画質な映像やデジタルカメラの画像を保存できるほか、Apollo Expert UXやApollo Pro UXに撮りためた静止画や動画をHDMIケーブル経由で大画面テレビで気軽に楽しめる。


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提供:イメーション株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年6月30日