CPUや画面解像度、バッテリー駆動時間が向上、新色も追加──「FMV-BIBLO LOOX M」がリニューアル2009年PC夏モデル

» 2009年06月17日 11時00分 公開
[ITmedia]
photo 富士通「FMV-BIBLO LOOX M/D15」(ライトラベンダー)

 富士通は6月17日、Netbook“LOOX M”シリーズのリニューアルモデル「FMV-BIBLO LOOX M/D15」を発表。2009年PC夏モデルの追加モデルとして、6月20日にルビーレッドとミルクホワイトモデル、27日にシャイニーブラックとライトラベンダーモデルを発売する。

 LOOX M/D15は、富士通初の国内市場向けNetbook「LOOX M/D10」のスペックアップ版となるリニューアルモデル。ボディサイズやデザイン、重量などは従来モデルを踏襲しつつ、CPUを従来機のAtom N270(1.6GHz)からAtom N280(1.66GHz)、液晶ディスプレイを1024×576ドットから1024×600ドット表示対応の10.1型ワイドパネルに変更し、標準バッテリーの駆動時間が約2.6時間から約2.7時間に向上した。160GバイトのHDD(2.5インチのSerial ATA)や1GバイトのDDR2 SDRAM、IEEE802.11b/g対応の無線LAN、Bluetooth 2.1、有効130万画素のWebカメラなどの仕様は従来モデルと変わりはない。

 このほか、店頭モデルのカラーバリエーションに新色「シャイニーブラック」と「ライトラベンダー」が加わり、「ルビーレッド」と「ミルクホワイト」を含めた計4色で展開する。ライトラベンダーは夏に向けたさわやかさを表現し、女性層や若年層を想定。シャイニーブラックは今まで直販サイト「WEB MART」限定としていたカラーだが、M/D15は店頭販売モデルでも選べるようになった。

 価格はオープン、想定実売価格は標準モデルで6万円前後(計4色)、Office Personal 2007(SP1)2年間ライセンス版付属モデルで7万円前後(ミルクホワイト、ルビーレッド)と予想される。このほか、直販サイト「WEB MART」でシャイニーブラックとライトラベンダーのOffice Personal 2007(SP1)2年間ライセンス版付属モデル(7万円前後)、ルビーレッドとシャイニーブラックのOffice Personal 2007(SP1)通常版付属モデル(8万円前後)も用意する。

photophotophoto 左から、シャイニーブラック、ミルクホワイト、ルビーレッド
FMV-BIBLO LOOX Mシリーズの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ ストレージ OS 実売
FMV-BIBLO LOOX M M/D15 1スピンドル リニューアル Atom N280(1.66GHz) 1GB 160GB XP Home(SP3) 6万円前後
FMV-BIBLO LOOX Mシリーズの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
FMV-BIBLO LOOX M M/D15 10.1型ワイド 1024×600 Intel 945GSE チップセット内蔵 約1.2キロ


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