東芝は7月2日、スタンダードノートPC“dynabook”の新シリーズ「dynabook TV」を発表。2009年7月中旬に発売する。価格はオープン、想定実売価格は18万円半ばの見込みとなる。
dynabook TVは、光沢感のある新デザインのボディと16型ワイドの光沢液晶ディスプレイ、harman/kardonブランドのスピーカー、ドルビーサウンドルーム、MaxxAudioといったサウンド技術とともに、地デジチューナーを内蔵する新シリーズとして展開するスタンダードノートPC。Qosmioシリーズに搭載するノイズ/放熱対策を施したチューナーやTV視聴ソフト「Qosmio AV Center」を採用し、付属する多機能AVリモコンとともに、より手軽にデジタル放送を楽しめるモデルに仕立てた。子画面に放送を映す「ながら見」機能や「番組延長録画」「メール録画予約」機能などの便利機能も備え、ダビング10にも対応する。
主な仕様は、1366×768ドット表示(アスペクト比16:9)に対応する16型ワイドClear SuperView液晶ディスプレイ、Core 2 Duo P8700(2.53GHz)、4Gバイトのメインメモリ(2Gバイト×2、DDR2-800)、400GバイトのHDD(Serial ATA/5400rpm)、2層記録対応のDVDスーパーマルチドライブ、1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/n(nはドラフト2.0準拠)の無線LAN、地上デジタルシングルチューナーなど。
このほか、HDMI出力やeSATA(USB 2.0×1と共用)、USB 2.0×4、メモリカードスロット(SD/SDHCメモリーカード、xDピクチャーカード、MMC、メモリースティックPRO対応)、ExpressCardスロット(34/54)、FeliCaポート、光デジタル音声/ヘッドフォン出力兼用ポート、アナログRGB、マイク入力といった豊富なインタフェースとともに、19ミリピッチ/2.5ミリストロークの日本語配列キーボードとフルサイズテンキー、独自の省電力プランへワンタッチで切り替えられる「エコボタン」と電力の消費を視覚化してチェックできる「TOSHIBA eco ユーティリティ」、撮影した写真の管理とともにスライドショーやDVD-Vidoe作成なども行えるデジカメ写真管理・編集ソフト「MediaShow for TOSHIBA」も備える。
本体サイズは384(幅)×259(奥行き)×36.5〜41.0(高さ)ミリ、重量約3キロ。期間内の購入で「Windows 7優待アップグレードキャンペーン」も利用できる。
dynabook TVの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 価格 |
dynabook TV | TV/68J2 | 2スピンドル | 新シリーズ | Core 2 Duo P8700(2.53GHz) | 4GB | 400GB(5400rpm) | Vista Home Premium | 18万円代半ば |
dynabook TVの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | TV機能 | Office | 重量 |
dynabook TV | TV/68J2 | 16型ワイド | 1366×768 | Intel GM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | 地デジ×1 | Office Personal 2007 | 約3キロ |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.