モバイルWiMAX端末の販売がスタート――アキバの反応は?古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年07月06日 11時51分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

約35万円の42型ワイド液晶が登場!――「AV強化の波が来るかも」

日本ビクター「XIVIEW LT-42WX70」

 TSKUMO eX.には、モバイルWiMAXのほかにも注目度の高い新製品が入荷していた。日本ビクターのフルハイビジョン液晶ディスプレイ「XIVIEW LT-42WX70」で、42型ワイドという、PC向けでは際だって大きい画面サイズだ。価格は34万8000円。

 sRGB色空間カバー率100%をうたう色域表現の広さが特徴で、画像のノイズを除去したりDVDビデオ映像などをより高精細に表示できる高画質エンジン「GENESSAプレミアム」も搭載している。同店も「一眼レフデジカメの画像を表示したり、HD映像を見るのに向いたディスプレイです。非常に高価ですが、日本ビクターも力を入れて販売していくようなのでこれから高級ディスプレイの定番になるのかもしれません」と期待を込める。

 このほかにも、AV関連で強力な新製品が登場している。代表例は、ASUSTeKのサウンドカード「XONAR HDAV1.3」だ。HDMI入出力端子をそれぞれ1基ずつ備えたPCI Express x1接続のカードで、価格は1万9000円弱。すでに発売している「Xonar HDAV1.3 Deluxe」に比べ、アナログ音声向けの追加基板がなく、1枚の基板のみで構成されている点が異なる。TSUKUMO eX.は「HDMI入力した映像と音声を高画質&高音質化して出力できる特徴があります。パソコン黎明期(れいめいき)に比べるとサウンドカードを求める人は少なくなっていますが、ここ最近はAV専用マシンを組むといったニーズも高まっているので、長い目で見て売れるアイテムになる可能性はあるでしょう」と語った。

 また、ASUSTeKのSocket AM3対応のハイエンドマザーボード「Crosshair III Formula」も人気を集めていた。MD 790FXを採用したATXマザーで、DDR3スロット4基とPCI Express x16スロット2基などを備える。8チャンネルサラウンドに対応したサウンドカード「SupremeFX X-Fi Audio Card」を付属しているのも特徴だ。T-ZONE.PC DIY SHOPは「AMD系では最強クラスのマザーになります。CPUやメモリをなるべく安く抑えて、ハイパフォーマンスなゲームマシンやAVマシンを組みたいという人にオススメですね」と話していた。2万6000円以下で販売されている。

ASUSTeK「XONAR HDAV1.3」(写真=左)。ASUSTeK「Crosshair III Formula」(写真=中央/右)

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